ヘルスケアからキャリア支援まで、ファミワンがISMS認証を更新

ファミワン、ISMS認証を更新

株式会社ファミワンは、ヘルスケアおよびキャリア支援サービスを展開し、ISMS（Information Security Management System）認証の更新を行いました。今回発表されたこの更新は、同社が掲げる「子どもを願うすべての人によりそい、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンを実現するための重要なステップとなります。

ISMS認証とは

ISMSは、情報の机密性（Confidentiality）、完全性（Integrity）、可用性（Availability）を保護するための体系的な管理システムを指します。ファミワンは、国際規格であるISO/IEC 27001を取得し、その基準に則ったセキュリティ管理体制を整えています。これにより、オンライン健康相談サービスを利用する方々の情報を安全に扱うことが可能となります。

ファミワンは、2023年1月に初回の認証を取得し、今回の更新でより一層の強化を図りました。今後は2029年1月まで有効なこの認証をもって、使用者の信頼をさらに高めるために努力を続けるとしています。

利用者数が増加するオンライン健康相談サービス

ファミワンのオンライン健康相談サービスは、年々利用者数が増加しており、2025年には3万人を超える見込みです。これは、同社のサービスが多くの人々に支持されている証拠です。従業員向けの福利厚生としても効果的に機能しており、匿名での相談環境を提供することで、心理的安全性を高めることに貢献しています。

また、専門家によるセミナーや研修を通じて従業員の健康リテラシーを向上させることにも注力しています。特に女性特有の健康課題に関しては、約7割の女性従業員が上司や周囲の理解を求めていることを受け、管理職や支援者に対する教育が重要な要素となっています。

組織の風土づくりと個別サポート

「ファミワン」の福利厚生サービスは、企業全体の風土づくりと個別サポートの2つの軸で支援を行っています。具体的には、専門家によるセミナーでリテラシーを向上させつつ、オンラインでの健康相談で個々の状態に応じたサポートを行っています。これにより、従業員満足度の向上や行動変容が期待されます。

2018年から法人向けに福利厚生プログラムを提供しており、現在は多くの企業や自治体にファミワンのサービスが導入されています。特に、自治体では横須賀市や長崎県、東京都など、幅広い地域での支援を展開しています。提供する内容は、妊活や育児、更年期といったライフステージごとの支援に特化しており、多様なニーズに応じたカスタマイズが可能です。