浅井忠特別展
2024-10-21 19:17:03

浅井忠の特別展、千葉美術館で開催!独自コレクションが公開

開館50周年記念特別展



千葉県立美術館が50周年を迎え、その節目を祝して「浅井忠、あちこちに行く―むすばれる人、つながる時代―」という特別展が開催されます。この展覧会では、近代洋画の先駆者として知られる浅井忠(1856-1907)の作品約350点と、それに関連する資料も合わせて展示される貴重な機会です。展覧会は、2023年10月30日から2024年1月19日までの期間、千葉市の美術館で行われます。

浅井忠の足跡


浅井忠は、千葉県佐倉市に生まれ、幼少期をその地で過ごしました。明治9年には日本初の国立美術学校である工部美術学校の第一期生として西洋画を学び、その後日本の美術界に大きな影響を与えました。彼は日本の農村風景や人物を情感豊かに油絵で描き、後にはデザイン活動も始めるなど、多彩な才能を発揮しました。

展示内容


この特別展では、作品や資料を通じて、浅井の多面的な活動を知ることができます。約2400件に及ぶコレクションの中から約350点が一堂に展示されるほか、特に開館以来初公開となる8点の作品もあり、来館者はその貴重な芸術作品に直接触れることができます。

浅井忠の作品


特に注目すべき作品には、彼の在学時のデッサンやフランス時代の水彩画、さらに京都時代の工芸品などが含まれます。浅井が生涯にわたって描いた風景や人物画は、見る人々に深い感動を与えることでしょう。

デジタルアーカイブと体験ワークショップ


また、展覧会では「浅井忠デジタルアーカイブ」を通じて、浅井の直筆の日記が公開され、彼の足跡をデジタル上で追うことが可能です。さらに、参加者が実際に工芸品のデザインを体験できるワークショップも用意され、浅井の芸術に対する理解を深める絶好の機会となっています。

開催概要


  • - 展覧会名: 開館50周年記念特別展「浅井忠、あちこちに行く―むすばれる人、つながる時代―」
  • - 会期: 令和6年10月30日(水)~令和7年1月19日(日)【開催期間:64日間】
  • - 会場: 千葉県立美術館
  • - 開館時間: 午前9時~午後4時30分(入場は午後4時まで)
  • - 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
  • - 入場料: 一般1,000円(特定の条件により無料)

関連事業と講演会


特別展に合わせて、関連講演会やファミリーツアーも計画されており、浅井忠の人物像や作品について、専門家からの貴重な話を聞く機会が提供されます。これに参加することで、展覧会への理解が一層深まることでしょう。

この特別展は、浅井忠の魅力に触れられる素晴らしい機会です。彼の作品と人柄を知ることで、過去と現在、そして未来をつなぐ芸術の力を感じることができるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
千葉県
住所
千葉県千葉市中央区市場町1‐1
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。