エーザイとハッカズークが描く新たな未来
2023年、エーザイ株式会社(以下、エーザイ)が退職者との関係構築に寄与するプロジェクトを始動しました。この取り組みは、ハッカズークが提供するアルムナイ専門サービス『オフィシャル・アルムナイ』と提携して行われます。エーザイは、社員だけでなく、退職者も自身の重要な人的資本の一部とみなしており、彼らとのつながりを強化することで新たな価値を生み出す狙いを持っています。
背景と目的
エーザイは2022年に行われた定時株主総会で、「安定的な雇用の確保」や「人権及び多様性の尊重」等の企業理念を改めて強調しました。また、同社は2023年7月には、日本の製薬企業として初めてHuman Capital Report(HCR)を発行し、詳細なKPIを公開しました。この報告書により、エーザイの人事課題が明確になり、さらなる人的資本マネジメントの向上へとつながっています。
2025年4月1日に新たに立ち上がるアルムナイネットワークは、退職者の意見や経験を活用して、企業全体の成長にも寄与することを目指しています。このネットワークでは、退職者に定期的にビジネス情報や社内イベント、採用情報を提供する予定で、またコミュニティ内での交流イベントを開催することにも注力します。これによりエーザイとアルムナイの間に新しいビジネスの機会やアイデアを創出する仕組みが整えられます。
アルムナイとの新たなつながり
新たに始まるこの試みは、エーザイが退職者とのつながりを促進し、各個人やコミュニティが持つ知識や経験を生かすことで、双方に利益をもたらすことが期待されています。退職者はインターネットを通じて常に最新の情報を得ることができ、企業に対して意見を提供したり、新たなビジネス機会に参加したりするチャンスを持つことになります。
エーザイは、従来の企業と社員の関係性を超えた新しい形のネットワークを形成し、社員が退職後も企業に貢献できる場を提供します。このような取り組みは、今後の企業の成長に向けた重要な要素となるでしょう。
ハッカズークの役割
株式会社ハッカズーク(本社:東京都、代表取締役CEO:鈴木仁志)は、このサービスを通じて企業とアルムナイをつなぐ役割を果たします。シェアNo.1のアルムナイ専門サービスを展開し、企業向けにコンサルティングや運用支援を行っています。様々な企業で既に導入実績があり、エーザイの取り組みにも期待が寄せられています。
この取り組みは、エーザイがアルムナイネットワークを通じて構築する独自のコミュニティを形成し、企業全体が持つ人的資本を最大化するための新しい試みです。今後の発展にも目が離せません。
詳しくは、
エーザイアルムナイ・ネットワークの紹介ページを訪問してください。