ザ・コンランショップにて、SWEDISH STYLE 25周年特別展示を開催

ザ・コンランショップ・ジャパンが、東京店にてSWEDISH STYLEの25周年を記念する特別展示＜SVENSK FORM＞を開催することを発表しました。この展示は、デザインアート東京の開催に合わせて実施され、スウェーデンのみならず、スカンジナビアの特選ブランドが一堂に会し、見応えのあるデザインの世界を紹介します。

SWEDISH STYLEは、スウェーデンのデザインと文化を日本に伝えることを使命として立ち上がり、21世紀の初めから日本市場でその存在意義を持っています。北欧のデザインは、その美しさのみならず、実用性と機能性に富んでいる点でも高く評価されています。展示では、シンプルでナチュラルなクラフツマンシップの精神が色濃く反映され、時代を超えて愛され続けているノルディックデザインのエッセンスを体験できます。

例えば、スカンジナビア発の家具ブランドであるVerkは、サステナビリティを重視したデザインプロセスを通じて、現代的で健全なインテリア作りを目指しています。このブランドは、デザイナーや建築家、実際の生産者と協力し、国産木材と地域の生産背景を活かした製品開発に取り組んでいます。

一方、Normal Object Factoryは、台湾のガラス作家とスウェーデンの陶芸家が共同で設立したデザインスタジオです。ここでは、職人技とデザインが融合したプロダクトが展開され、クラフトの伝統が現代の生活に調和した形で提示されています。

さらに、ANDREA TSANGの作品は、ファッションデザインを経た陶芸家が手掛けるもので、彼女の作品には静かなストックホルムの日常が息づいています。異文化の感性を取り入れたこれらの作品は、洗練されたクラフトと穏やかさを併せ持ち、訪れる人々に新しいインスピレーションを提供します。

他にも、boiidaは100%ヨーロッパ産リネンを使用したテキスタイルブランドで、日常に感動と快適さを演出。SACHAJUANは北欧の海藻を活かしたヘアケアブランドで、自然由来の原料に基づく美容商品を展開しています。有名なStackelbergsも、天然素材を用いたスローを製作し、ハンドメイドならではの質感を楽しむことができます。

展示では、Cappelen DimyrとASTEHの作品も見逃せません。Cappelen Dimyrは、職人の技術を駆使したラグやタペストリーを発表し、ASTEHは心と体への優しさを提供するウェルネスブランドとして売り出しています。

また、特別展示に合わせて「Beauty for All」というトークイベントも準備されています。これはスウェーデンの幸福な暮らしやデザインに焦点を当て、美と幸福の関係を探求する機会となります。登壇者には、スウェーデン出身のデザイナーと金沢大学の准教授が揃い、訪れる人々に貴重な知見をもたらします。各種の飲み物を提供し、リラックスした環境での議論を促進します。日付は11月4日で、事前の予約が奨励されています。

ザ・コンランショップは1973年にロンドンで創立され、世界的に著名なインテリアショップとして進化してきました。日本では1994年に東京の新宿に第一号店をオープンし、現在は世界で4か国に展開しています。コンランショップは、厳選された商品を通じてインスピレーションや新しい発見を提案し、一般の生活を豊かにすることを目指しています。