新作『海のほとりのプラネット』
2026-06-17 11:38:25

義井優のデビュー作『海のほとりのプラネット』がR-18文学賞を受賞

義井優氏のデビュー作『海のほとりのプラネット』



6月17日(水)、新潮社から発売された義井優さんの短篇集『海のほとりのプラネット』が、第22回「女による女のためのR-18文学賞」友近賞を受賞しました。この作品集には、「ゴーヤとチーズの精霊馬」を含む全6篇が収められています。著者は、母を亡くした後に孤独な日々を送る主人公の希帆が、小学六年生の義妹・穂乃花との出会いを通じてどのように心の変化を遂げていくのかを描いています。

友近氏からも高評価を受けたこの作品。彼女は「ややこしい関係の中で光る魅力」と評し、作品に惹き込まれたと語ります。鎌倉を舞台にした物語は、思わぬ出会いを通じて人々が孤独を癒し、一歩踏み出す姿を描いており、読者に深い感動を与えます。

物語のあらすじ

希帆は、母を喪った後古い家で一人暮らしをしていました。そんな彼女のもとに、父親の再婚相手の娘である小学六年生の穂乃花が三日間預けられることになります。会ったこともない穂乃花に最初は戸惑いを感じる希帆ですが、穂乃花が自らの意志で掃除を始めたり手料理を振る舞ったりする姿に心を動かされます。穂乃花は「家事の先生の最終試験がある」と言い出し、希帆との関係がどのように変化していくのかが物語の核心です。

この短篇集では、生活の些細な一コマを経て人間のつながりを再発見する姿が丁寧に描かれており、義井さんが持つ独自の視点と人間観を感じられます。また、彼女は「自分が心震わせてきたような物語を書きたい」と述べていますが、本作にはその思いが色濃く表れています。

著者紹介:義井優

1988年に神奈川県で生まれた義井優さんは、明治大学を卒業後、作家としての道を歩み始めました。今回の受賞作の他にも、さまざまな短篇が収められた本作をきっかけに、さらなる作品発表が期待されます。本書を通じて彼女の才能や感受性に触れることができるでしょう。

作品情報


  • - タイトル: 海のほとりのプラネット
  • - 著者名: 義井優
  • - 発売日: 2026年6月17日(水)
  • - 造本: 四六判ソフトカバー
  • - 定価: (税込)2,090円
  • - ISBN: 978-4-10-357061-5
  • - 公式URL: 新潮社公式ページ

この本を通じて、義井優さんのデビュー作がどのように私たちの心に響くのか、どうぞ楽しみにしてください。


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会社情報

会社名
株式会社新潮社
住所
東京都新宿区矢来町71
電話番号
03-3266-5220

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