信じ合う力篇公開
2021-02-26 10:30:02

上地結衣選手と三井住友銀行が描く希望の物語「信じ合う力」篇が話題に

車いすテニスプレーヤーの上地結衣選手は、2021年3月に三井住友銀行との新CM「信じ合う力」篇を公開しました。このCMでは、彼女の人生と困難を乗り越えてきたストーリーが描かれています。

CMは、彼女の母親によるナレーションから始まります。幼少期には「車いすだから、大変だったでしょう」と周囲から言われていたことを振り返りつつ、上地選手が11歳で車いすテニスに出会うまでの過程を振り返ります。中学3年生のときには、日本代表として海外遠征に参加するなど、その才能と努力は早くから実を結びました。

上地選手の周りには、コーチやトレーナー、技師たちなど、数々の支えがありました。何千回と繰り返される練習や、車いすの調整においても、彼らのサポートが常に彼女を励まし、成長を促してきました。このCMでは、彼女の周りの人々との関係が強調され、信じ合う力が大切であることが表現されています。

コロナ禍の影響で試合会場に観客がいない中、上地選手は世界中を転戦し続けています。「信じてくれた人の数が、あなたの希望の数だ」という言葉には、多くの応援者が彼女の活躍を信じているという思いが込められています。

撮影は、彼女の主観視点で拘りを持って進められました。寒い冬の時期にテニスコートで撮影したシーンでは、上地選手は周囲のスタッフたちと明るくコミュニケーションを取りながらも、撮影が始まるとその真剣な表情で臨みました。観客に手を振る場面や、試合中の細かい動き方に関しては、実際のプレーさながらに細部にこだわり、撮影チームにアドバイスする姿が印象的でした。

このCMは、視聴者へのメッセージを持っています。上地選手自身が「最高のサポートをしてくださった皆さんの期待に応え、世界大会での成功を目指して努力している」と語り、多くの人に夢中になれるものを見つけ、信じる力の重要さを伝えたいと述べています。

上地選手は、母と一緒に出演する初めてのCMであるため、緊張しすぎることを心配していたが、思ったよりも自然に撮影が進んだと笑顔で語りました。また、東京2020パラリンピックでの金メダルへの抱負を語り、「自分の信じたプレーをやりきること」にこだわりたい意気込みを語りました。

新CMのタイトル「信じ合う力」は、上地選手と彼女を支える人々の絆を象徴するものです。このCMを通じて、彼女自身も視聴者の希望となり、さらなるインスピレーションを与えていくことが期待されています。

CMは60秒と30秒のバージョンで制作され、全国の三井住友銀行の店頭でも順次放映される予定です。CMの背後には、上地選手の精彩あるプレーや彼女の人生観、さらには三井住友銀行の信念が込められています。新たな信じる力が生まれ、希望を胸に進む人々に影響を与えていくことでしょう。

会社情報

会社名
株式会社三井住友銀行
住所
東京都千代田区丸の内1-1-2
電話番号

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