杉戸で開催された第12回協働型災害訓練
2023年2月7日から8日にかけて埼玉県北葛飾郡杉戸町で行われた第12回協働型災害訓練in杉戸。テーマは「地域のチカラ学生のチカラ〜防災xゲーミフィケーション〜」で、地域の課題に対する解決策を提供するため、様々な専門家や地域住民、学生が集いました。この取り組みは、特定非営利活動法人日本社会福祉事業協会が運営をサポートしています。
充実した二日間
参加者は、初日と二日目合わせて約200名。この訓練は、地域の防災力を向上させるための重要な機会であり、多くの専門家が登壇しています。特に注目されたのはゲーミフィケーションの専門家である東先生の講演で、実際の事例を元に防災の重要性とゲーミフィケーションの理論を結びつけた内容が,参加者から高く評価されました。
学生の活躍
地元の学生たちも積極的に参加し、自らの視点や経験を発表しました。これまで努力を重ねた成果を披露し、自信を持って臨んだ彼らの姿には感銘を受けた方々も多いでしょう。特に、荻野地域の学生が中心となり準備・運営の役割を担ったことが、協働型災害訓練の成功につながりました。
地域とのつながり
杉戸高野台の区長も参加し、地域の防災活動に対する意識を高めました。また「動物支援ナース(オレンジ軍団)」が全国から集まり、災害時における動物との連携についても討議されました。様々な立場の人々が集まり、意見交換を行うことできる場は、地域の絆を深める貴重な経験となりました。
医療的ケア児の避難支援
特に注目されたセッションは、医療的ケア児者の災害時避難に関する発表でした。このセッションでは、福祉タクシー恵彩の大崎信義代表が、医療的ケアが必要な子どもに対する災害時の支援策について話しました。家庭に留まることを余儀なくされる子どもたちの現状を訴え、支援体制を整える必要性を強調しました。私たちも2025年に医療的ケア児対応の施設を立ち上げる予定で、地域の課題解決に向けた活動を続けていく所存です。
今後の取り組み
この訓練を通して得た知見をもとに、より多くの人々と連携しながら防災活動を進めていきます。特に、医療的ケア児の支援がますます重要になってくる中で、私たちの活動に理解と協力をお願いしたいと思います。今後も地域の方々と共に学び合い、支え合うコミュニティの構築を目指します。
最後に
特定非営利活動法人日本社会福祉事業協会は、放課後等デイサービスや児童発達支援事業の運営を行っています。今後も地域のニーズに応え、安全で安心な社会の実現に向けて努力を続けます。更に、公式サイトではスキルアッププログラムなども提供しており、多くの方々にご参加いただくことをお待ちしています。詳しくは
こちらををご覧ください。