大洗町のクルーズ船「レガッタ」寄港と英会話体験イベントの成功

大洗町にクルーズ船「レガッタ」が寄港

茨城県大洗町は、首都圏からのアクセスが良好で、さらに港湾施設も充実していることから、外国船の訪問先として人気を集めています。今年の10月27日、アメリカのクルーズ船「レガッタ」が同町の茨城港に寄港しました。この船は562人を収容可能で、ロサンゼルスから日本の各地を経てオーストラリアのシドニーに向かう81日間の旅をしています。

海外からの旅行需要増加

円安の影響で、日本を訪れる外国人観光客が増加している中で、多くの旅行者が大洗町の美しい景観や文化を楽しみました。街の活気が増し、町民もそんな観光客を温かく迎え入れています。

英会話体験イベントの実施

また、この寄港に合わせて、株式会社アチーブゴールによるオンライン英会話事業が、大洗町の小中学校で展開されてから数年が経ちます。この企業は、英語講師を派遣し、地域の子供たちの英語力向上に貢献してきました。この度の寄港時には、特に注目すべきイベントが開催されました。

町内の小学6年生から中学3年生までの23名がボランティアとして参加し、外国人観光客への案内を担当しました。その際、アチーブゴールから派遣されたフィリピン人のALT（外国語指導助手）講師も同行し、外国人との交流をサポートしました。
子供たちは、浴衣の着付けや書道、太鼓の体験など、日本文化に触れるブースで観光客をもてなしました。これにより、彼らは日々学んできた英会話を生かす機会を得ることができました。

英会話を生かした日本文化の紹介

子供たちは、日本の文化を英語で表現するために自身の知識を深める作業に取り組みました。英会話の学びを活かし、観光客に日本の文化の魅力を伝える姿勢は、彼らにとって大きな成長をもたらしました。イベントに参加した子供たちからは、実際に経験したからこそ得られた貴重な感想が寄せられました。

「オンライン英会話では決まったテーマがあるけど、習字を教えるときにはどう言ったらいいか苦労しました。生きた英会話の重要性に気づけたと思います。」
「自分の英語が通じるか不安だったけれど、外国の方と話せて自信が持てました。もっと英語を学びたいです！」
「ネイティブに発音を教えてもらい、恥ずかしさが減りました。コミュニケーションの大切さが分かりました。」