製造現場に革命をもたらす「熱中症注意シール・バッチ」
株式会社スタジオ・ノアが2025年6月に販売を開始した「熱中症注意シール・バッチ」が、発売からわずか2ヶ月で累計販売数2万枚を超えるなど、業界での注目を集めています。この製品は、32℃以上の温度になると色が変わる特殊インクを利用したもので、熱中症リスクを目で見て分かる形に「見える化」することで、製造現場や倉庫での安全対策を強化しようとしています。
熱中症の危険と対策
最近の製造現場では、空調システムが導入されるものの、特に機械の稼働する周辺や出入口付近では、どうしても温度が局所的に高まる「熱だまり」が発生します。これにより、熱中症の危険を見逃すリスクが増大しています。スタジオ・ノアはその点に着目し、個人単位での熱中症リスクをしっかり見える化するためのシール・バッチを開発しました。
製品には、温度が上昇すると32℃で色が変わるインクが使われており、これによって周囲の人々と共に暑さの危険を認識しやすくなります。こうした直感的な通知により、製造現場での事故防止に向けた新しいアイデアが生まれました。
製品の特長
この熱中症注意シール・バッチには、いくつかの特長があります。まず、32℃を超えるとすぐに色が変わるため、危険を容易に認識できる点。次に、装着が非常に簡単で、シールタイプとバッチタイプの2種類から選べます。どちらのタイプも特別な電源や装置を必要とせず、スムーズな導入が可能です。そして、他の従業員に対する声かけやクールダウンのきっかけ作りにも役立つため、コミュニケーションの促進にも寄与しています。実際に現場からは、「色の変化が一目でわかるので、新人でも簡単に危険に気付ける」「全員がこのバッチを付けることで、熱さへの意識が高まった」との声が寄せられています。
製品概要
- - 商品名:熱中症注意シール・バッチ
- - 発売日:2025年6月
- - タイプ:シールタイプ / 安全ピン付きバッチタイプ
- - 販売価格:
- 熱中症注意シール(長方形ver) 1枚:¥429、5枚セット:¥1,980
- 熱中症注意シール(円形ver) 1枚:¥462、5枚セット:¥2,145
- 熱中症注意バッチ 1個:¥550、5個セット:¥2,585
現在、製品は複数の製造業・物流業の現場で採用されており、熱中症事故の未然防止に積極的に寄与しています。製品販売の公式ショップは
こちらで見ることができます。
今後の展望
スタジオ・ノアは、現在の製造業以外にも、建設現場や物流業、さらには教育現場やイベント会場といった、暑さの脅威にさらされるフィールドへの展開を計画しています。また、ノベルティの作成や名入れ、大量生産にも対応可能で、ニーズに合わせたカスタマイズを行います。
会社概要
本社は大阪府東大阪市に位置し、1980年に設立されたスタジオ・ノアは、シルク印刷やオンデマンド印刷、インクジェット加工など、多様な印刷サービスを提供しています。公式サイトもあり、詳しい情報は
こちらから確認できます。
お問い合わせ情報
スタジオ・ノアへのお問い合わせは、代表取締役の上田章二まで、電話090-1712-9205またはメール
[email protected]で受け付けています。