2024年8月2日、大妻女子大学(東京都千代田区)と株式会社QUICK(東京都中央区)はデータサイエンス分野での協力に関する協定を締結しました。これは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展やAI(人工知能)の利用が進む現代において、教育や研究における連携を強化することを目的としています。
1. 連携協定の概要
この協定の中核となるのは、データサイエンスに関する教育活動や共同研究などの取組みです。
以下は主な連携内容です:
- - データサイエンスの教育関連
- - 共同研究および委託研究
- - 講師の派遣やインターンシップ受け入れ
- - 人材の採用・育成
2. 本取り組みの背景
最近、社会ではデジタル人材への需要が急増しており、特にデータサイエンスやAIを駆使できる人材が求められています。大妻女子大学では、2023年に「データサイエンス・AI概論」という全学共通科目を開設しました。また、2025年には新たにデータサイエンス学部の設置を予定しており、実社会の問題に取り組む能力を持った女性の育成を目指しています。
一方、QUICKは「データで社会を見える化する会社」として、様々な分野でデータ利活用の推進に注力しています。金融機関や官公庁、自治体などと協力しながら、教育機関と連携しデータサイエンス分野を強化することに貢献する所存です。
まとめ
大妻女子大学とQUICKによるこの協定は、今後のデジタル社会において重要な役割を果たすと期待されており、協働することで教育や研究のレベルを引き上げることが可能になるでしょう。これにより、将来的に必要とされるデジタル人材の育成が進むことが期待されます。