新たに進化した「TP アプリコット」の魅力
タイププロジェクト株式会社(東京都練馬区)は、魅力的な果実の雫をイメージした書体「TP アプリコット」に新たにハイコントラストとミドルコントラストを追加しました。この新しいコントラストの書体は、手書きの風合いを大切にしながらも、より多様で表現力豊かなデザインへと進化しました。
「TP アプリコット」は、もぎたての果実のような親しみやすさを持つ筆書系の書体ファミリーです。先行して提供されていたローコントラスト版は、特徴的な丸筆やフェルトペンで描かれたような柔らかい印象を与えました。今回発表されたハイコントラストとミドルコントラストは、その柔らかなラインにストロークの抑揚を加え、エレガントで洗練された印象を持たせています。
これらの書体は特に食品や飲料のパッケージデザインを意識して開発され、見た目の美味しさをより引き立てる力を持っています。ハイコントラストは大きなサイズでの使用を想定しており、線の太さに変化をつけることで、目を引くデザインが可能です。一方、ミドルコントラストは視認性を高めつつ、洗練された雰囲気を保っています。
新たな選択肢と用途
今回新しく追加されたコントラストは、TP アプリコットのファミリーをさらに多彩にしました。5つのウエイト(EL、L、R、M、B)が登場し、そのどれもが小さなサイズでの可読性に優れています。特に、商業デザインやブランディングにおいては、この多様なオプションが大きな強みとなります。
タイププロジェクトの代表取締役、鈴木功氏は「TP アプリコットは手書きの温かみと高い可読性を兼ね備えており、異なるコントラストを駆使することで、視覚に訴える新しい表現が可能になりました」とコメントしています。彼の言葉からも、単なる書体を超えた、視覚的なストーリーテリングの可能性を感じます。
購入方法と利点
「TP アプリコット」は、本日からタイププロジェクトのサブスクリプションサービス「TP コネクト」にて利用可能です。このサービスは、年間30,000円でさまざまな書体ファミリーへのアクセスが得られるため、デザイン関係者にとって大変魅力的な選択肢です。また、Webフォントとしての提供もあり、幅広い用途に使えることが特長です。
製品に関する詳細情報や購入については、公式サイトで確認できます。ぜひ新たに進化した「TP アプリコット」を試し、デザインの幅を広げてみてはいかがでしょうか。
公式サイトリンク: TPアプリコットの詳細
企業理念と今後の展望
タイププロジェクトは、「文字の可能性を広げたい」という理念のもと、2001年に設立されました。その後も、AXIS FontやTP明朝などの次世代フォントを市場に提供し続けてきました。企業のブランディングや都市のアイデンティティを表現するためのフォントも開発しており、社会に必要な書体の提供を目指しています。
今後の展開に期待がかかるタイププロジェクト。新しい書体の提供を通じて、デザイン業界のみならず、一般の人々にもより豊かな表現の場を提供していくでしょう。