舞台『君のクイズ』がついに東京・大阪で上演決定！

舞台化の衝撃：『君のクイズ』2025年上演決定

クイズ小説として人気を博している『君のクイズ』が、ついに舞台化されることが決まり、期待が高まっています。この作品は、若手作家・小川哲によるもので、2023年には第76回日本推理作家協会賞を受賞した話題作。舞台版の上演は2025年4月、IMM THEATER（東京）およびCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホール（大阪）にて行われることが発表されました。

W主演の少年忍者

舞台では、少年忍者のメンバーである北川拓実と小田将聖がそれぞれ主役の三島玲央と本庄絆を演じます。これにより、原作の世界観を保ちながら、ミステリーと人間ドラマが交錯する独特の緊張感を観客に届けます。この演出には、ダンスユニット「コンドルズ」の小林顕作が関わり、さらに脚本には大池容子が手がけています。

ストーリーの背後に潜む謎

物語は、三島玲央が生放送のクイズ番組に参加した際の出来事から始まります。対戦相手である本庄絆が、驚異的な速さで問題に対する正解を導く不可解な状況に直面した三島は、真相を追い求めることになります。自身の記憶を辿ることで、物語はどのように展開していくのでしょうか。

キャストのコメント

キャストの二人は自身の役柄に対し強い意気込みを見せています。北川拓実は、「初めてのミステリー系なので楽しみです」と述べ、共演する小田将聖とも信頼関係を築いていくことを明言しています。一方の小田も「不安はあるが、このチャンスを楽しんで挑みたい」と語っています。このように二人の存在感がどのように影響するのか、注目が集まっています。

演出担当の小林顕作は、多様な解釈が可能な小説を舞台にすることの面白さを強調しつつ、ミステリーの核心を大切にしたいと語ります。また、脚本の大池容子も、クイズプレイヤーたちの“ちょっと変わっているけどカッコいい”ところを描くことに意欲を示しています。