KPMGが授業を通じてサイバーセキュリティの重要性を伝える
KPMGコンサルティング株式会社(東京都千代田区)は、小中高生とその保護者を対象にしたサイバーセキュリティの特別授業を行いました。このプログラムは「KPMG Global Cyber Day」の一環として、2024年12月から2025年2月にかけて実施されます。
KPMGは、インターネットの急速な普及に伴い、サイバー攻撃やオンラインの危険性が高まっている現状を受けて、特に若年層に対する啓発活動を強化しています。この度の特別授業では、日本国内の東京都と兵庫県にある小中高合わせて6校で行われ、1,200名以上の生徒およびその保護者が参加しました。
KPMG Global Cyber Dayの背景
「KPMG Global Cyber Day」は、国際的に広がるサイバーセキュリティ啓発活動「International Cyber Security Awareness Month」に合わせたもので、全世界で9,300名以上のサイバーセキュリティの専門家が協力し、次世代へサイバーセキュリティの重要性を伝えています。日本国内でも、KPMGコンサルティングは各メンバーファームと連携し、2018年からこの教育プログラムを展開してきました。これまでに2,800名を超える小中高生とその保護者が参加しています。
具体的授業内容
2024年から2025年にかけて行われた授業では、以下のテーマが取り上げられました。
- - SNS利用の注意点:特に若い世代にとってSNSは身近な存在ですが、どのような危険が潜んでいるのか、またそれにどう対処すれば良いかを学びました。
- - インターネットの危険性:フィッシング詐欺やサイバー攻撃など、実際に起こり得るリスクについて具体的なケーススタディを交えつつ説明しました。
- - 生成AIの適切な活用方法:最近の技術の発展に伴い、生成AIを正しく使用するための知見も盛り込まれています。
授業は学校の要望や生徒の年齢に応じて柔軟に内容が調整されるため、受講生が関心を持ちやすい情報が提供されました。
教育の意義
KPMGコンサルティングは、これらの活動を通じて「Our Impact Plan」に基づいた社会的な貢献を目指しています。単にコンサルティングサービスを提供するだけでなく、社員が個人としても社会に貢献できるような活動を進めています。特別授業は、サイバーセキュリティに限らず、各種社会貢献プログラムの一環として位置づけられ、今後も継続される予定です。
参加校と授業の様子
授業は、東京都市大学付属小学校や啓明学院中学校・高等学校、墨田区立墨田中学校など、東京都及び兵庫県の6校で行われました。参加した生徒たちは、実際にコードや手法に触れる機会を通じて、理論だけでなく実践的なスキルも身につけています。
KPMGのこのような取り組みは、次世代のデジタル環境で生き抜くために不可欠な教育を提供する重要なステップとなっています。今後の展開にも目が離せません。
さらなる詳細については、
KPMG Global Cyber Dayをご覧ください。これはKPMGコンサルティングが行うサイバーセキュリティ教育の取り組みの一環として、広く社会にその重要性を発信するために設立されたプログラムです。