オリコが東急不動産と共同で民泊向けローンの取り扱いを開始

新たな融資の形、ホームシェアリングローンとは

株式会社オリエントコーポレーション（オリコ）は、2025年2月10日に発表した「ホームシェアリングローン（有担保型）」を、株式会社きらぼし銀行と提携し、2025年3月12日より取り扱いを開始しました。この商品は、個人のホームシェアリング、その名の通り民泊運営に必要な物件購入やリフォームなど幅広い資金ニーズに対応するために設計された有担保ローンです。

どんな人が利用できるのか？

このローンを利用できる者は、借入時に満25歳以上65歳未満で、完済時には81歳未満の個人です。また、きらぼし銀行の取扱条件を満たし、オリコの保証を受けられることが必要です。

融資の概要

本商品の利用方法は多岐にわたります。資金使途のところでは、特にReINN株式会社（東急不動産ホールディングスグループ）が認める物件の購入やリフォームに使用できるとされています。利用上限額は1,000万円以上1億円以内で、融資は当該購入物件の購入価格の範囲内で行われます。

融資期間は1年以上20年以内と幅広く設定されており、長期的に計画を立てやすいのが特徴です。

起業と提携の背景

オリコは1983年から金融機関と提携し、個人向け融資の保証業務を展開してきた実績があります。今後もクレジット事業で培ったノウハウを活かし、さらなる提携関係の強化とともに顧客に満足してもらえるようサービスを提供していく考えです。

また、2025年2月10日の発表において、東急不動産ホールディングスの社内共創型ベンチャー制度「STEP」により設立される予定のReINN株式会社も、正式に法人として設立されました。これにより、オリコと東急不動産の連携がさらに強化されることが期待されています。