LOOPLACEの新たな取り組み:gran+AKIHABARAⅡの再生
東京都千代田区外神田に位置する「gran+AKIHABARAⅡ」は、株式会社LOOPLACEが手掛ける収益ビル再生事業の新たな成功事例です。2024年9月30日に売却が完了したこのビルは、築35年という歴史を持ちながらも、その魅力を活かしたフルリノベーションを経て蘇りました。今回のプロジェクトでは、ビルの収益性を高めるために、マルチテナント化とアーリーステージ企業向けの家具付オフィスの提供が実現しています。
プロジェクトの詳細
「gran+AKIHABARAⅡ」は、以前は1棟自社ビルとして使用されていましたが、近年のエリアニーズを鑑み、マルチテナント化に取り組みました。入居する企業はアーリーステージのスタートアップやベンチャー企業をターゲットとし、快適に利用できる共用会議室を整備しました。
内装のリノベーションでは、築年数による修繕が行われただけでなく、設備の更新も同時に実施されました。内装デザインには、大地や植物を連想させるアースカラーが取り入れられ、訪れる人々に居心地の良さを提供しています。これにより、少数精鋭の企業が創造的な挑戦を追求できる空間が実現されています。
これからの計画
LOOPLACEは、今後も低稼働の中小規模ビルの再生プロジェクトを継続する予定です。目的は、既存の場を活かし、「おもしろく」変革させることです。更新された空間が人々を再び呼び寄せ、集まる場所を創出することを目指しています。この取り組みは、経済的な価値を提供するだけでなく、地域の活性化にも寄与することでしょう。
gran+シリーズの魅力
LOOPLACEのプロジェクトのひとつである「gran+」シリーズは、物件取得から商品企画、設計、施工までを自社で行うことで、独自性を保ちながら価値を高めています。中小規模ビルの老朽化に悩む管理者や所有者にとって、クリエイティブオフィスの選択肢を提供するこのサービスは、着実に広がりを見せています。マーケットニーズに応じたデザインやバリューアップを行い、他物件にはない特異性を持たせることが、競争力を生み出します。
LOOPLACEの企業理念
古いビルの再生を進めるLOOPLACEは、歴史的な建物に新たな価値を付加し、未来へとつなげる役割を果たしています。物件ごとに異なる特性を活かし、悪化しがちな空間を創造的に改善するアプローチは、今後も地域社会に喜ばれるものとなるでしょう。
興味のある方は、詳細なプロジェクト情報や再生プロセスを、LOOPLACEの公式サイトやプロジェクト紹介ページでご覧いただけます。再生された空間がどのように活用されているのか、ぜひ体験してみてください。これからも、役目を終えた場を大切にし、新たな利用方法を見出す取り組みを続けていきます。