株式会社エニトグループは、マッチングアプリ「with」および「Omiai」の運営統括を行っており、最近、愛知県警察との連携による詐欺防止活動が評価され、感謝状を受けました。この取り組みは、近年増加しているSNS型投資・ロマンス詐欺被害を未然に防ぐことを目的としています。愛知県内での詐欺案件の急増を受け、同社は愛知県警と協力して啓発ショートドラマを共同制作し、SNSを介した投資案件の危険性についての周知を図っています。
2025年には愛知県で1,542件の詐欺が認知され、被害総額は171億円を超えるという厳しい現実が浮き彫りになっています。2026年5月までの統計を見ると、前年同期比で認知件数が大幅に増加しており、対策が急務です。エニトグループは、このような状況を踏まえて、愛知県警察との連携強化を目指し、啓発ドラマの制作や県民への注意喚起を行い、SNS型詐欺を巡る認識向上を図っています。
エニトグループのトラスト&セーフティー室長である安信竜馬氏は、この取り組みが持つ社会的意義を強調し、マッチングアプリを利用する全てのユーザーが安全に出会える環境を維持するための努力を惜しまない意向を表明しました。特にSNS型詐欺は、マッチング後に他のSNSでのやり取りを要求されることが多く、それによる監視が行き届かない状態であることが多いです。このため、エニトグループは、警察庁や各都道府県警察、消費者センターと密に連携し、情報共有を行いつつ、全国各地で啓発活動を実施しています。近年は千葉県警との協働により、さらなる対策を強化しています。
啓発活動の一環として制作された短編ドラマでは、実際の被害事例を基にSNS型詐欺の手口を男女それぞれの視点から描いています。このドラマは、利用者に詐欺の手法を具体的に理解してもらい、詐欺を未然に防ぐ行動を促すことを目的としています。また、この映像は愛知県警察の公式SNSや駅のデジタルサイネージでも放映される予定で、多様なメディアを通じて県民に周知されることになっています。
愛知県警察の生活安全部長である木村紀夫氏は、この官民連携プロジェクトの重要性について言及し、今回の取り組みが県民の安全を守る上で大きな一歩となるとして、より広範囲に情報を発信していく意向を示しました。このような活動を通じて、エニトグループは引き続きその使命を全うし、利用者が安心してサービスを利用できる環境の実現に向けて、各種対策を強化していくとしています。さらに、特定非営利活動法人結婚相手紹介サービス業認定機構(IMS)からの第三者認証を受けるなど、より高い安全性と信頼性を求める姿勢が評価されています。
エニトグループは、今後も全国各地で啓発活動を推進し、犯罪が発生しにくい環境の整備に取り組むと共に、最新の技術や専門家との連携を活用し、マッチングアプリの健全な利用促進に努めていく方針です。2023年には「トラスト&セーフティー室」を設置し、365日体制でサービス監視を行うなど、利用者が安心して出会いを楽しめるサービス提供に尽力しています。