OWCのCFexpressカード
2023-06-27 22:00:02
OWCが新たに発表した大容量CFexpress Type Bカードのすべて
OWCが新たに発表したCFexpress Type Bカード
アメリカ・イリノイ州ウッドストックに本社を置くOther World Computing(OWC)は、2023年7月上旬にAtlas Ultra CFexpress Type Bカードの新ラインナップを発表しました。この新しい製品には、1TBと2TBの大容量モデルが含まれ、特にプロの映像製作者やカメラマンに向けて設計されたものです。最大読込転送速度は1850MB/s、最大書込転送速度は1700MB/sを実現し、一定の条件下で最低継続書込速度も1500MB/sを達成するなど、驚異的な性能を誇っています。
プロ向けの設計
OWCのメモリーカードカテゴリーマネージャー、イアン・ストーン氏はこう述べています。「現在、画像の解像度や色深度が増加しているため、メモリーカードに記録できる時間が短くなっています。これらの大容量カードは、こうした高解像度で長時間録画が可能になる最適な解決策です。」このように、高度な映像制作における要求に応えるべく、Atlas Ultra CFexpress Type Bカードは特に考慮されています。このカードは、シネマカメラやハイエンドミラーレスカメラに適しており、クリエイティブなプロの現場において便利さを提供します。
ワークフローの最適化
さらに、OWCは「CFexpress Type B/SDデュアルスロットカードリーダー」や「Innergize™️」というソフトウェアも発表しました。デュアルスロットカードリーダーは、CFexpress Type BカードとUHS-II対応のSDカードを同時に利用することができ、USB3.2 Gen2に対応して最大1032MB/sの転送速度を誇ります。また、カードの接続状況を確認できるLEDインジケーターや、誤って消去を防ぐライトプロテクトスイッチも備えています。
一方、Innergize™️ソフトウェアは、メモリーカードの健康状態を測定したり、壊れたメモリーカードを新品の状態に戻す「サニタイズ機能」を提供します。このソフトウェアは、WindowsとMac OSに対応しており、OWC AtlasカードリーダーとAtlasメモリーカードを併用することで、その機能を最大限活かすことができます。
エコシステムの完成
OWCは、これらの新しい大容量メモリーカードを発売することで、カード、リーダー、ソフトウェアを一つのエコシステムとして提供します。単体の製品ではなく、プロユーザーのクリエイティブなワークフローをシームレスかつ高速に進めるためのサポートを目指しています。これにより、クリエイターはより効率的に作業できるでしょう。
OWCについて
1988年に設立されたOWCは、MacおよびPCユーザー向けに、信頼性の高いハードウェアやソフトウェアを提供してきました。コンシューマーやプロ向けの製品に加え、技術者やクリエイティブプロフェッショナルに向けた高品質で長期間使用可能なソリューションを提供しています。課題解決を目的とした彼らの製品は、すべてのユーザーのデジタルライフに貢献するよう設計されています。
以上が、OWCが発表した新製品の情報です。プロユーザーはこの高性能なCFexpress Type Bカードを利用することで、制作現場での効率性を向上させることが期待できます。
会社情報
- 会社名
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Other World Computing, Inc.
- 住所
- 8 Galaxy WayWoodstock, IL 60098
- 電話番号
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