作業の負担軽減
2025-05-27 10:19:21

生活協同組合パルシステム東京が電動リフトを導入、作業負担を軽減

生活協同組合パルシステム東京が電動リフトを導入



生活協同組合パルシステム東京(本部:東京都新宿区大久保、理事長:松野玲子)は、配送拠点の三鷹センターで6月4日、商品のトラックへの積み込みに使用する電動リフトの納品式を開催しました。この電動リフトは生協宅配の現場に特化した特別仕様であり、作業時間の短縮と身体的負担の軽減を実現します。

新たな電動リフトの特性と導入の経緯



今回導入された電動リフトは、ピー・シー・エス株式会社が提供し、株式会社をくだ屋技研が生協宅配のニーズに応じて独自に開発したものです。その設計には、積み上げた商品の転倒を防ぐためのアームやチェーンが搭載され、以前の作業方法に比べて大幅な効率化が期待できます。従来はドーリーから商品を手作業で運び、配送順に仕分け、各荷台に積み込む必要がありましたが、このリフトを使用することで、トラックの荷台への直接積み込みが可能になります。

特に、配送担当者は1日に100個以上の個別の仕分け箱、さらに大型の保冷容器を運ぶため、重労働が求められます。力の弱い職員にとっては大変な作業でしたが、新しいリフトのおかげで、積込時間は従来の30分から1時間が、およそ半分に短縮される見込みです。

作業効率化の具体的な成果



パワーリフターの試験導入では、常温品や冷凍品の積み込みにかかる時間が、手作業の7分45秒に対し、わずか3分2秒にまで縮小されました。特に重要なのは、この電動リフトが免許や特別な講習なしで簡単に操作できる点です。高い位置に積み上げられた商品を背伸びして運ぶ必要がなくなるため、安全性の向上も期待されています。

電動リフトでの積み込み

今後の展望と導入予定



電動リフトは、パルシステム東京の他にも、パルシステム神奈川にも導入される予定で、今後は他のグループ生協へも展開が見込まれています。2025年度には日本の厳しい夏が予想される中、配送業務に従事する職員の疲労を軽減し、労働時間の短縮を図ることが目指されています。吉略的には、この取り組みが生協業界全体の作業環境の改善につながることが期待されています。

納品式の詳細



令和5年6月4日(水)14時から15時45分まで、三鷹センターで行われた納品式には、ピー・シー・エス株式会社や株式会社をくだ屋技研の代表者が参加し、新しい電動リフトの導入を祝いました。

  • - 日時: 2025年6月4日(水)14時~15時45分
  • - 会場: 三鷹センター(東京都三鷹市下連雀6-15-18)
  • - アクセス: JR中央線「三鷹」駅南口から小田急バスで「篠原病院入口」下車

この新たな取り組みは、業界内外から注目されており、生活協同組合の運営効率を高めることに寄与するでしょう。また、2025年は国際協同組合年でもあり、このタイミングでの改革はより一層の意義を持つものとなります。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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