木下工務店の新たな制震ダンパー『DUOフレームⅡ』が2025年度グッドデザイン賞を受賞

木下工務店が誇る新技術、DUOフレームⅡ

木下グループ株式会社木下工務店（東京都新宿区）が開発した次世代型制震ダンパー「DUOフレームⅡ」が、2025年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。この受賞は、地震が多発する日本における住まいづくりに新しい価値をもたらすものです。

地震対策の重要性

震災後の日本では、地震対策が一層重要視されています。現在の建築基準法では、一度の大きな地震に対する耐震基準が設けられていますが、繰り返し発生する小さな揺れや、巨大地震後の余震への対策は必ずしも十分ではありません。そこで、木下工務店は「耐震＋制震」という考え方を導入し、実際に効果を上げる技術の開発に尽力しています。

DUOフレームⅡの特長

「DUOフレームⅡ」は、従来のダンパーの改善を重ねた結果として、揺れの幅を最大75％低減することが確認されました。このダンパーは、専門的な設置工事が不要で、理想の間取りに制震性能をスマートに組み込むことができるのが大きな魅力です。特に木造ツーバイフォー工法や新・木造軸組工法に適応しており、様々なお客様のニーズに応えられる柔軟性も兼ね備えています。

グッドデザイン賞の意義

「DUOフレームⅡ」受賞の背景には、一般住宅への制振機能の導入や、企業としての研究開発に対する継続的な姿勢が高く評価されたことがあります。審査委員からは、ダンパーのデザインや設計の柔軟性に対するコメントも寄せられ、各種建材と調和しやすいという点が重要視されました。これによって、平面プランニングの自由度も大きく広がります。

今後の展望

木下工務店は今後も、さらなる性能向上やコストコントロールによる普及に向けて努力を続けていく所存です。私たちの目標は、すべての人にとって長く、安心して暮らせる住環境を提供することです。「DUOフレームⅡ」とその効果が実際の住まいでどのように実現されるか、楽しみにしていてください。

グッドデザイン賞受賞展

「DUOフレームⅡ」の受賞を記念して、2025年11月1日から5日まで東京ミッドタウンで開催される「グッドデザイン賞受賞展」にもぜひ足をお運びください。デザインと機能性が融合した新しい住まいづくりのヒントが得られることでしょう。

私たち木下工務店は、これからも安全で快適な住環境の提供に努めてまいります。詳しくは公式ウェブサイトや各種SNSを通じてご確認ください。