帝国ホテル、シンボルマークの統一へ
株式会社帝国ホテルは、コーポレートアイデンティティーの再整備を進めています。この取り組みの一環として、運営する4つのホテルのシンボルマークを統一し、2026年4月1日より新しいデザインを適用します。これにより、より明確で一貫性のあるブランドイメージを確立し、国際的な視認性向上を図ります。
新たなシンボルマークとその背景
統一されるシンボルマークには、これまで各ホテルで使われていた異なるロゴを整理し、現在東京で使用されている「ライオンマーク」とインペリアルブルーを基調にしたデザインに統一されます。この更新は、帝国ホテルの歴史的な背景や、サービスに対するこだわりを強調した新しいアイコンとして期待されています。
統一シンボルマーク適用の流れ
新しいシンボルマークの統一は、以下のホテルに適用されます。各ホテルでは個々の特徴を持ちながらも、共通したデザインで視覚的な統一感を持たせます。
- - 帝国ホテル 東京: 変更なし
- - 帝国ホテル 大阪: 「ライオンマーク」と「インペリアルブルー」のデザインに統一
- - 上高地帝国ホテル: 「ライオンマーク」に移行し、ブランド名も変更
- - 帝国ホテル 京都: 新しいホテルであり、立ち上げにあたり新ロゴを使用
このように、4つのホテル全てでの一貫したブランディングが実現するとともに、訪れる人に対して統合された体験を提供することが可能になります。
コーポレートアイデンティティーの再整備
同社ではシンボルマークの統一にあたり、企業理念、行動指針、視覚的な表現の3つの要素の再整備も進めています。これにより、社員の意識や行動が一層洗練され、帝国ホテルとしての価値を高めていくことでしょう。
企業理念と行動指針
帝国ホテルが掲げる企業理念は、日本の代表的なホテルとして、最高のサービスと商品を提供し、国際社会に貢献することです。また、社員の行動指針として「親切、丁寧、迅速」を強調し、社会人としての基本的な態度や、ホテルスタッフとしての重要なマインドを育てていきます。
この新しい取り組みが成功し、来るべき新しい時代に向けて、帝国ホテルがどのような進化を遂げるのか非常に楽しみです。2026年春、いよいよ新しいスタートが切られる瞬間を期待して待ちたいと思います。これからの展開に注目です。