シニアの生活を支える新たなアプリ「つなまも」とは
2023年5月、株式会社つなまもはシニア向けのデジタルエンディングノートアプリ「つなまも」の提供を開始しました。このアプリは、シニアの日常生活を見守るための機能を搭載しており、高齢者が自立した生活を支えるために設計されています。
スマート見守り機能について
「つなまも」の最大の特徴は、スマート見守り機能です。お手持ちのスマートフォンを活用することで、日常的な使用状況をモニタリングします。利用者が設定した期間内にスマートフォンの使用が確認できない場合、アプリは本人に確認の通知を行います。もし本人からの応答がない場合には、その利用者を見守る家族や友人にアラートを発信します。
この仕組みは、特別なデバイスを必要とせず、シニアは普段のスマートフォン利用を続けるだけで安心感を得ることができます。見守られる側に過度な負担がかからず、誤操作による不必要なアラートも減少するため、見守る側にとっても心に余裕が生まれます。また、個人のプライバシーに配慮した設計となっており、過度な監視を感じることはありません。
簡単操作のデジタルエンディングノート
「つなまも」にはもう一つ、使いやすいデジタルエンディングノートの機能も搭載されています。スマートフォンの画面に表示された項目に従って入力するだけで、簡単にノートを作成できます。写真撮影や文字入力も行え、記録の追加や修正も容易です。作成したノートはセキュリティがかかっており、必要に応じて信頼できるパートナーに情報を共有することができます。
このように、アプリは終活を意識するシニアにとって必要な情報を整理し、整理されたデータは高規格のクラウドサーバーに保管されるため、万が一の際もデータの紛失や損失の心配をする必要はありません。
ひとり住まいのシニアへの新たな支援
現在、日本にはひとり住まいの高齢者が700万人以上いると言われており、高齢化と核家族化が進行している中で、シニア向けの見守りサービスの重要性が増しています。「つなまも」は、特にそうしたアクティブなシニアの利用を推奨しており、ひとり住まいにおける不安を解消するための支援ツールであることを目指しています。日常的な情報の共有が進むことで、見守りの質が向上し、緊急時の対応が迅速に行うことも可能になります。
ご遺族の苦労を軽減するために
もう一つの大きな目的は、残されたご遺族の手数を減らすことです。相続手続きや故人のデジタル遺産の管理は、しばしば遺族に大きな負担をかけます。「つなまも」を用いることで、あらかじめ財産情報や大切な想いを確実に記録しておくことができ、相続の際の手続きをスムーズに行う手助けとなります。また、終末医療の希望やアレルギー情報など、重要な情報をパートナーと共有しておくことで、緊急入院時の対応もスムーズに行えます。
「つなまも」の今後
「つなまも」は無料版から利用を始められるため、気軽に導入できます。初めての方には3か月間の無料体験も提供されています。今後もこのアプリを通じて、多くのシニアの生活がより良いものになることが期待されます。地方自治体や地域福祉に関わる方々にも活用されることを望みます。具体的なサービス内容やユーザーの体験については、公式サイトを通じて確認できます。
公式ウェブサイト:
つなまも