人と組織をつなぐ新たな試み、DOWAのアルムナイコミュニティ始動

DOWAホールディングスとハッカズークが新たにアルムナイコミュニティを開設

退職者とのつながりの重要性

DOWAホールディングス株式会社（以降 DOWA）は、2023年に退職者との関係構築を目的とした「アルムナイコミュニティ」をスタートしました。この新しい試みは、企業がより豊かな人的資本を形成する上での一環として位置づけられており、長期的な成長を目指しています。

アルムナイコミュニティの狙い

DOWAは2027年までの中期計画において、「経済的価値と社会的価値の両立」を目指すビジョンを掲げています。2005年に設立されたDOWAは、これまでも多様な人材を受け入れ、その価値を活かしてきましたが、今後はアルムナイ（退職者）とのつながりを強化することで、さらに成長を遂げたいと考えています。退職者は過去にDOWAで培った経験を生かして、企業の外部で得た知見も持ち込むことができるため、相互に利益をもたらす関係を築くことが期待されます。

ハッカズークとのパートナーシップ

この新しいコミュニティは、おもにハッカズークが提供する「オフィシャル・アルムナイ」プラットフォームを利用して運営されます。ハッカズークは、日本国内でシェアNo.1を誇るアルムナイ専門サービスを展開し、企業とその退職者、さらには退職者同士が繋がるためのクラウドサービスやコンサルティングを行っています。DOWAがこのサービスを導入することで、アルムナイ採用やビジネス協業の促進につながることを期待しています。

コミュニティの機能

DOWAのアルムナイコミュニティでは、現役社員と退職者が互いに価値ある関係を築けるよう、様々な機能が提供されます。例えば、最新のビジネス情報を共有するためのトピックス配信や、双方向でコミュニケーションを行うためのチャット機能などがあります。これにより、退職者との関係は緩やかに、かつ持続的に築かれることになります。

具体的な取り組みと今後の展望

DOWAは、今後もアルムナイコミュニティを通じて人材の拡充やビジネスの共創を推進していく考えです。退職者同士のネットワークを活用して、企業の成長に寄与するための情報交換やアイディア創出が期待されています。また、この取り組みは単なる人材の再活用にとどまらず、企業文化の維持・発展にも寄与するものと考えられています。DOWAは、アルムナイコミュニティの活動を通じて、より多くの価値創造を目指しています。