日本初のミニピル『スリンダ錠28』が医療現場でも利用可能に！

日本初のミニピル『スリンダ錠28』がオンラインピル診療で登場

2025年6月30日、mederi株式会社が提供するオンラインピル診療サービス『メデリピル』において、日本で初めての国内承認薬となるミニピル『スリンダ錠28』の取り扱いがスタートします。この新たな医学的選択肢は、特に喫煙者や肥満の方、40歳以上の方々にとって、避妊手段としての新たな希望となるでしょう。

ミニピル『スリンダ錠28』とは何か？

ミニピルは、主に「黄体ホルモン（プロゲスチン）」のみを成分とした経口避妊薬で、世界的には「Progestogen-Only Pill（POP）」として知られています。日本では、「ミニピル」という名前で親しまれています。従来の低用量ピルとは異なり、エストロゲンを含まないため、血栓症リスクが低く、多くの女性にとって利用しやすい選択肢となっています。

適用範囲と利便性

『スリンダ錠28』は、医師の診察を経て個々の健康状態を考慮した上で処方されます。このことで、従来のピルが服用できなかった方々にも、ピルの利点を享受できるチャンスが広がります。mederiの取り組みにより、避妊だけでなく、生理痛やPMSといった生理トラブルの改善も期待できるでしょう。

オンライン診療の進化

mederi Pillは、スマホを通じて簡単に受診が可能なオンライン診療サービスで、現在では45万人以上のユーザーが登録しています。診療費も初月無料、無期限で診療代も無料という、非常に利用しやすい条件が整っています。これは、医療とテクノロジーが融合した新たな価値を提供するものといえるでしょう。

mederiの理念

mederiは、女性の健康を支えるために、オンライン診療を通じて「愛でりあえる」社会の実現を目指しています。これは、自分の身体について正しく理解し、大切にすることができる環境を提供することを意味しています。ユーザーが心と体のバランスを最適化できるよう、安心・安全な医療サービスの構築に努めています。

具体的なサービス内容

- 薬品名：スリンダ錠28
- 提供開始日：2025年6月30日（月）
- 公式サイト：mederi.jp

メデリピルにおいては、全てのサービスが自由診療で行われ、産婦人科の専門医がしっかりと対応します。これにより、個々のニーズに応じた丁寧なサポートが可能になります。

会社情報

mederi株式会社は、東京都目黒区に位置し、2019年に設立されました。主な事業としては、オンラインピル診療サービス『mederi Pill（メデリピル）』の運営や企業向けの福利厚生プラン、学生向け性教育出張授業などがあります。

さらに、mederiは心を整えるための教室なども展開し、全ての人々が安心して自分の体を理解し大切にすることができる社会を目指しています。これからの展開にも目が離せません。