ハイレゾとABEJA、AIスパコンクラウドを新たに販売開始

株式会社ハイレゾとABEJAの新たな提携

株式会社ハイレゾが新たに株式会社ABEJAとのパートナーシップを結び、AIスパコンクラウドの販売を開始した。これにより、ハイレゾが提供する「GPUSOROBAN-AIスパコンクラウド」がABEJAを通じて販売されることになり、より多くの企業がこのクラウドサービスを利用できるようになる。

AIスパコンクラウドの特徴

AIスパコンクラウドは、NVIDIA H200を搭載したGPUインスタンスを低価格で提供するクラウドサービスであり、大規模な遺伝モデルや機械学習のための処理を迅速に行うことができる。具体的には、HGX H200インスタンスはH100の1.7倍に相当する1128GBのGPUメモリを備え、膨大な計算を要求されるアプリケーションでも高い性能を発揮する。

データの越境問題など、データがどのように保存され、学習されているかに対する企業の意識が高まる中、ハイレゾとABEJAはこのパートナーシップを通じて、先進的なGPUクラウドサービスを提供することで、お客様のニーズに応えていく。

ABEJAの役割

ABEJAは、デジタルプラットフォーム事業を展開し、AI技術の社会実装を進める企業である。ミッションクリティカルな業務へのAI導入を支援するため、ABEJA Platformの開発・運用を行っており、多くの企業に対してAIの利活用を促進している。今回のパートナーシップにより、ハイレゾのAIスパコンクラウドを直接利用することができるようになり、企業は顧客データを含めた大規模データの具体的な学習場所を選定できるようになった。

今後の展開

AI技術の進化に伴い、関心は高まる一方である。このパートナーシップを契機に、ハイレゾとABEJAは共同でAI技術の革新に注力し、AI社会への貢献を果たしていく構えだ。また、AI技術を導入することで、業務効率化や新たな価値の創造を目指す企業が増加している中で、両社は利用者が求めるサービスの質の向上を目指す。