創業160年の小さな蔵が選んだ唯一無二の日本酒『弥栄の酒寿』

愛知県愛西市に位置する渡辺酒造は、160年以上の歴史を持つ酒蔵です。近年、特に注目を集めているのが、純米大吟醸『弥栄の酒寿』です。この酒は、祝いの席を一層特別なものにするために創られた、一種類の日本酒のみを生産するという革新的なアプローチを採用しています。彼らのこだわりは、ただ一つの日本酒にすべてを注ぐことで、量産ではなく品質を追求することにあります。

『弥栄の酒寿』の魅力と受賞歴

『弥栄の酒寿』は、発売からわずか3ヶ月で高島屋のバイヤーズセレクションで70本を完売するなど、話題を呼んでいます。特に、ミシュランでも評価された高級日本料理店「寺田」や、寿司・割烹の「たから寿司」などで採用されるなど、都内高級飲食店のメニューに特別に名を連ねています。その味わいは、「お料理の邪魔をせず飲み続けることができる日本酒」と称賛されています。

こだわりの製法

七代目杜氏の渡辺秀幸氏は、「祝いの席のためだけの酒を造りたい」との思いから、他の酒造りをやめて一本だけに専念しました。手作業での麹づくりや温度管理、発酵の見極めによって、機械では再現できない透明感と深い味わいの日本酒を生み出しています。また、地下150メートルから汲み上げた木曽川の伏流水と、100%山田錦を使用しているため、フルーティで清らかな香りが特徴です。

シリアルナンバーの特別な意味

『弥栄の酒寿』の王冠には和暦とシリアルナンバーが刻まれており、これは購入者に特別な意味を持ちます。結婚記念日や誕生日などの大切なイベントに贈ることで、記念の思い出を一層深められます。さらに、このシリアルナンバーを基に毎年春に開催される「春の祝宴」への招待も行われ、特別な体験が待っています。

個別対応とお取引先への特別な支援

渡辺酒造は、特別な日本酒を選んだ飲食店に対して、一般には公開されていない特別なサポートを提供しています。お取引先様との深い関係を築くことで、品質を守ると同時に、「この酒を扱う店だからこその価値」を体験してもらうことが目的です。蔵元自らが急速に関係を築き、思いを語る機会を与えることで、顧客との信頼関係を深めています。