新型油圧ショベル“REGZAM”HD512-9の魅力
2026年7月、株式会社加藤製作所から新しい油圧ショベル“REGZAM”シリーズ第3弾、HD512-9が販売されることが発表されました。この新モデルは、12tクラスの油圧ショベルとして、環境に配慮した性能と優れた作業効率を実現しています。
開発の背景
建設業界では、限られた作業スペースの中で最大限の作業効率を求められています。特に12tクラスの油圧ショベルは、都市部の道路工事や上下水道工事、住宅地造成、小規模土木など、さまざまな現場で重要な役割を果たしています。この新型HD512-9は、従来の基本性能を継承しつつ、機動性と作業性能の向上を図った設計が特徴です。
主な特長
1. 優れた作業性能
新型HD512-9は、最適化された油圧システムを備え、新しいエンジンによる高出力・高トルク性能を活かしています。これにより、操作フィーリングは滑らかでストレスのないものとなり、燃料消費量も大幅に削減されました。具体的には、90度旋回時の燃料消費量を10%抑えることに成功しています。
2. 環境への配慮
本機には新型クリーンエンジンが搭載され、特定特殊自動車排出ガス規制及び欧州の排出ガス規制にも適合しています。また、国土交通省から「超低騒音型建設機械」としての指定を取得し、騒音基準よりさらに6dB以上低い音レベルを実現しています。
3. 耐久性とメンテナンス性の向上
ブームとアームの関節には高性能焼結ブッシュを使用し、連結ピンへのグリス保持力が向上。これにより耐久性を大きく高めています。また、各種フィルタをエンジンルームに集約した設計により、日常点検・メンテナンスがより簡単になりました。
4. キャブ内の快適性
新型のキャブは、広々とした足元スペースを有しており、乗降時の快適性が向上しました。また、APC制御システムを搭載し、作業モードやアタッチメントの油圧流量をタッチパネルで簡単に操作できます。 さらに、清掃が容易な分割式フロアマットも新たに採用されています。
5. 安全性の強化
7インチワイド液晶パネルは、カメラ画像表示領域を91%も拡大して視認性を向上。また、サイドデフロスタ機能により曇りや霜を除去し、安全な運転をサポートします。この他にも、人の動きを検知するサラウンドビューシステムがオプションとして用意されています。
6. セキュリティと管理性
テレマティクスシステム「K-cast」を搭載し、稼働状況や燃料残量を遠隔監視できます。これにより、現場運営の効率が大幅に改善されます。新型エントリシステムでは、パスワード認証が導入され、タグ紛失のリスクを軽減しています。
商品概要
新型油圧ショベルHD512-9は、標準小売価格2150万円(税別)で提供されます。販売目標は年間200台となっており、幅広い現場でその性能を発揮することが期待されています。
会社概要
加藤製作所は1895年に創業し、以来124年以上にわたり、建設機械の製造と販売を行ってきました。東京都品川区に本社を構え、最新の技術と環境への配慮をもって、業界をリードし続けています。
新型HD512-9は、進化した機能や特長を持つ油圧ショベルとして、現場での仕事をより快適で効率的にするでしょう。これからの建設現場での活躍にご期待ください。