若者たちが社会を動かす!新刊『わたしたちの世界を変える方法』のご紹介
2024年11月27日、株式会社河出書房新社から YA向けの人気シリーズ「14歳の世渡り術」の最新刊が発表されました。本書『わたしたちの世界を変える方法』は、編著者の中村眞大氏によるアクティビズム入門書。これまでにない新しい形の社会運動を10代の視点から学ぶことができる一冊です。
中村眞大が描くアクティビズムの世界
中村眞大氏の言葉を借りると、「社会を変えるために、声をあげることをもっと当たり前にしたい!」という思いからこの本は生まれました。10代のアクティビストたちが実際にどのような問題意識を持ち、どのように行動しているのかを知ることができます。彼らの体験談を通じて、中高生でも今日から「社会を変えるための一歩」を踏み出せるような具体的な方法が示されています。
多様なトピックを網羅
本書には、環境問題や平和、ジェンダー、人権など、今の時代に関心を持つべきテーマが盛りだくさん。22名の若手アクティビストたちが、自身の経験や問題意識を基に、具体的な行動について語っています。これを読むことで、中高生は同世代が抱える苦悩や情熱を理解し、親世代も若者たちの切実な思いを知ることができるでしょう。
新しいアクティビズムの潮流
この10代による社会運動は、スウェーデンの環境活動家・グレタ・トゥーンベリの影響を受けて世界的に広がっています。「普通の若者たち」が自分の問いを立て、SNSを駆使してアクションを起こす姿は、従来の社会運動とは一線を画しています。本書では、この新しいアクティビズムの実際地についても触れています。
行動することの重要性
日本人は「空気を読む大人しい国民」とされがちですが、歴史を振り返ると、多くの場面で国を挙げた抗議活動や社会運動が行われてきました。本書では、若者たちが日常生活の中で感じた疑問から具体的な行動に移すまでの過程が描かれており、読者に「声をあげることの重要性」を実感させます。
目次紹介
本書は複数の章に分かれ、各トピックごとにアクティビストたちの声が紹介されています。例えば、環境問題では気候危機に対する声があり、ジェンダー問題では性的同意やフェミニズムに関する議論が展開されます。また、学校内での校則の見直しや教育制度についても詳しく解説されています。
おわりに
『わたしたちの世界を変える方法』は、10代の声を集めた画期的なガイドブックです。社会を変えるために何ができるのか、そして自分たちがどんなアクションを起こせるのか、読み手に新たな視点を提供してくれる一冊です。この本を手に取って、あなたも社会の一員としての一歩を踏み出してみませんか?
著者たちのSNSアカウントも多数紹介されているため、関心を持った人はぜひフォローしてみてください。繰り返される議論の中で、私たちは新しい未来を共に築いていくことができるのです。