七夕まつりの未来
2025-06-02 15:05:44

福山とおり町七夕まつりが2025年に新たな彩りを添える!

福山とおり町七夕まつりが描く未来の風景



2025年に行われる「第48回福山とおり町七夕まつり」が、地域と学生が共同で新たな彩りを添える企画をスタートさせます。この新しい取り組みは、廃棄される予定の傘や牛乳パックを活用した装飾を通じて、地域の伝統行事を未来に伝えるものです。

産官学の協力で生まれる地域の活力



近畿大学工学部(広島県東広島市)の建築学科意匠設計研究室が、福山本通商店街振興組合、福Lab(福山市の都市再生推進法人)と連携し、この七夕まつりの企画・運営を行います。かつて繁栄を極めた本通商店街は、空き店舗の増加という問題に直面していました。それを受けて、地域コミュニティを活用しながら、魅力的な商店街の再生を目指す取り組みが進行しているのです。

環境に優しい装飾と学生参加



「第48回福山とおり町七夕まつり」では、「願いの光、夏の空」というテーマのもと、1,400人の幼稚園児や小学生が、素敵な短冊や行燈、傘を制作します。この装飾は、商店街のアーケードのワイヤに吊るされ、地域を華やかに彩ります。特に、廃棄予定のビニール傘や使用済みの牛乳パックが、SDGs(持続可能な開発目標)に配慮した形で再利用されるのは、未来のまちづくりの重要な一環です。

ワークショップや夜の幻想的な雰囲気



七夕まつりの日には、親子で参加できる行燈づくりのワークショップや、学生による屋台など、多彩な参加型イベントが開催されます。さらに、夜には「アンブレラナイト」と題し、行燈に灯りがともり、幻想的な雰囲気を醸し出します。来場者は、地域の活性化に寄与するこのイベントを通じて、まちづくりに対する関心を高めることが期待されます。

開催の詳細について



このまつりは、2025年7月11日(金)の前夜祭から始まり、12日(土)には本祭が行われます。会場は福山市本通・本通船町商店街で、アクセスはJR山陽本線「福山駅」から徒歩約9分の場所です。地域の多くの人々が一堂に会し、商店街に新たな活気をもたらすこのイベントに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。最終的には、学生たちが主体的に運営に関わることで、まちづくり人材の育成につながる、実践的な学びの場となることがこの企画のさらなる魅力です。


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