日本蓄電池、岐阜市に新たな蓄電施設「NC岐阜市太郎丸蓄電所」を開設
日本蓄電池株式会社は、2026年1月26日より岐阜県岐阜市太郎丸に位置する系統用蓄電施設「NC岐阜市太郎丸蓄電所」において、受電を開始することを発表しました。この新施設は、再生可能エネルギーの出力変動を効果的に吸収し、平準化するための重要な地域エネルギー拠点として設計されており、市場の需給調整にも対応しています。特に、陸上の電力ネットワークの安定のために、「JEPX」や需給調整市場、さらには容量市場との連携が期待されています。
施設の特徴
「NC岐阜市太郎丸蓄電所」の定格出力は1,988kW、蓄電容量は8,146kWhです。この施設に使用されている蓄電池システムは、CATL製で、信頼性が高く、優れた制御性能を持っています。また、始動装置であるパワーコンディショナ(PCS)はTMEIC製のものが採用されており、この設備は電力需給の安定化に大いに貢献することができます。
この蓄電施設は、単にエネルギー供給の役割を果たすだけでなく、地域の災害時には電力供給の防災拠点としても機能します。これにより、地域住民の生活の質の向上だけでなく、災害時の対応力を高める役割も果たすことが期待されています。
進化する再生可能エネルギー市場
近年、再生可能エネルギー技術は急速に進化し、その導入が進む中で、電力需給バランスの調整を行うことが重要な課題とされています。蓄電池はその特性上、出力が変動しやすい再生可能エネルギーの特性を吸収し、安定した電力サービスの維持に寄与します。このプロジェクトは、その一環として位置付けられています。
施工は株式会社ワイ・ジャストにより行われ、地域の環境保護や安全性にも十分配慮した設計がなされています。地域のニーズに応じた設備の整備は、コミュニティに信頼をもたらし、感謝される存在となる予感がしています。
今後の展望
日本蓄電池株式会社は今後も、全国各地での系統用蓄電プロジェクトを進め、地域社会や自治体、企業との連携を強化していく方針です。このような取り組みを通じて、脱炭素社会の実現に向けた重要な役割を担い、さらには地域の災害に対する対応力を向上させることを目指しています。
地域のエネルギー自給率を高めることは、環境への配慮だけでなく、地域経済の活性化にもつながる可能性があります。この蓄電所をきっかけに、岐阜市のエネルギー政策がさらに進化することが期待されます。
【各社概要】
会社名:日本蓄電池株式会社(Nippon Chikudenchi Co., Ltd.)
代表者:漆原秀一
所在地:東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル13階
事業内容:系統用蓄電池施設の開発・運営
URL:
https://nipponchikudenchi.co.jp
会社名:株式会社ワイ・ジャスト(Y-Just Co., Ltd.)
代表者:遠江光義
所在地:群馬県高崎市栄町1番1号
事業内容:再生可能エネルギー設備・蓄電システムの設計・施工・保守
URL:
https://yjust.jp
会社名:株式会社TMEIC
代表者:川口章
所在地:東京都中央区京橋3-1-1(東京スクエアガーデン)
事業内容:製造業プラント向けの産業システムの販売・エンジニアリング・工事など
URL:
https://www.tmeic.co.jp