ビクタースタジオがスタジオ賞を受賞
2024年12月6日、音楽制作の一大イベントである第30回日本プロ音楽録音賞が開催され、ビクタースタジオが見事スタジオ賞を受賞しました。この受賞は、エンジニアの卓越した技術や、スタジオ運営におけるメンテナンス能力が高く評価された結果です。
日本プロ音楽録音賞とは
日本プロ音楽録音賞は、音楽業界での優れた技術や貢献を称えるアワードとして、今年で30年の歴史を誇ります。主にエンジニアの業績を讃えるこの賞は、音楽制作の質を向上させることと、次世代の優秀なエンジニアの発掘を目的としています。
ビクタースタジオは、それらの理念を体現するスタジオとして、これまで多くのアーティストの支援を受けてきました。今回の受賞は、スタジオのビンテージ機材や、経験豊富なエンジニア・アシスタントエンジニアのスキルが見事に融合した結果であり、非常に名誉なこととされています。
ビクタースタジオの歴史
ビクタースタジオは1940年、元々築地に完成し、現在の渋谷区神宮前に移転してから55年が経過しました。長い間、音楽制作のフロントラインとして数多くの名盤を生み出してきたこのスタジオですが、今後も変わらず音楽創造の最前線を走り続けることを目指しています。
受賞に寄せる感謝
ビクタースタジオの運営法人であるビクターエンタテインメント株式会社の代表取締役社長、植田勝教氏は「この栄誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。これも日々支えてくださっているアーティストやクリエイターをはじめ、多くの方々のご支援のおかげです」とコメントしています。彼の言葉からは、スタジオとアーティストとの深い絆が感じられます。
今後の展望
受賞を受けたビクタースタジオは、今後も音楽制作の一環として、より良い作品を世に送り出すことに専念する方針です。エンジニアの技術向上を図るとともに、スタジオのメンテナンスや新技術の導入など、さらなる進化を目指します。音楽制作の未来を切り拓くために、ビクタースタジオの挑戦は今後も続きます。