没後25年を迎えた怪物・ジャンボ鶴田特集がCS放送で放送決定

ジャンボ鶴田：プロレス界の怪物が辿った壮絶な軌跡

日本プロレス史に名を残す伝説のレスラー、ジャンボ鶴田。彼のキャリアと影響力は計り知れず、特に全日本プロレスでの活躍ぶりは多くのプロレスファンに深く記憶されています。2023年5月、彼の命日（5月13日）を中心に、CS放送の「日テレジータス」で特集が放送されることが決定しました。今回の特集では、鶴田のキャリアのハイライトを纏めて振り返る貴重な機会となります。

鶴田のスリリングなキャリア

彼の代表的な技は、ルーテーズに直伝された「へそで投げるバックドロップ」。この技は美しい弧を描きながら、対戦相手をマットに沈めていく様子が常に観客を魅了しました。1989年には、スタン・ハンセンとの激闘を制し、初代三冠統一ヘビー級王者に輝きました。この試合は、多くのファンの記憶に鮮明に残っています。強靭な肉体と圧倒的な存在感、そして何よりその劇的な戦いぶりが「怪物」と呼ばれる所以です。

健康問題との闘い

しかし、鶴田のプロレス人生は順風満帆ではありませんでした。1992年にB型肝炎を発症し、長期入院を余儀なくされました。彼は復帰後、完全復活を目指しましたが、第一線での活躍は叶わず、1999年に引退を発表します。2000年5月、肝臓移植手術中に49歳という若さでこの世を去りました。その後、彼の生前の功績が認められ、2014年には米国プロレス殿堂にも選ばれる偉業を達成しました。この栄誉は力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木に続くものであり、彼の影響力を物語っています。

特集の放送内容

日テレジータスで放送される「没後25年怪物・ジャンボ鶴田特集」では、彼の数々の名試合が振り返られます。例えば、90年の復活！ザ・ファンクス戦や、初代三冠統一王者決定戦など、彼の素晴らしい試合を再視聴する絶好の機会です。また、視聴者には印象的な試合のハイライトも満載で、ジャンボ鶴田の圧倒的な存在感を再確認できることでしょう。