鳥羽商船高専が3位
2025-10-17 09:52:56

鳥羽商船高専、ベトナムロボコンで輝かしい3位入賞の快挙

鳥羽商船高専がベトナムロボコンで奮闘!



三重県鳥羽市に位置する鳥羽商船高等専門学校(以下、鳥羽商船高専)の学生チームが、ベトナムのハノイで行われた「COIT VIETNAM KOSEN ROBOCON 2025」に出場し、見事3位に入賞しました。これは、日本の「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」を模して企画された国際的な競技であり、参加校は日本とベトナムの高等専門学校など合計6校に及びました。

この競技は、2台のロボットを製作し、それらが箱やボールをいかに正確に運ぶことができるかを競うものでした。鳥羽商船高専の学生たちは、自らが設計したロボットをベトナムへ持ち込み、パフォーマンスを披露しましたが、現地でのプログラミングの不具合といった予期しないトラブルにも直面しました。それでも、彼らの粘り強い努力により、最終的には技術を見せつけて3位獲得という素晴らしい成果を達成しました。

引率者である児玉謙司准教授は、「学生たちは、言語の壁を乗り越え、異なる文化や環境の中で粘り強く取り組み、目覚ましい成長を遂げた」と語り、特にその姿勢を称賛しました。これは、彼らの国際的な視野を広げる貴重な経験となったことでしょう。

このような国際的な活動への参加は、鳥羽商船高専にとって当然の流れであり、令和7年2月8日には、ベトナムの商工短期大学(COIT)と学術交流協定を結ぶなど、教育研究の継続的な交流を目指してきました。今後も、学生たちがグローバルな舞台で活躍できるよう、国際的協働プロジェクトや学生交流を積極的に進めていくとのことです。

鳥羽商船高専の歴史と教育の方針


鳥羽商船高専は、1875年に設立され、商船系高等教育機関としては最も古い歴史を誇ります。航海測量習練所から始まり、1881年には三重県鳥羽町において鳥羽商船黌として開校しました。現在は航海学科及び情報機械システム工学科の2つの学科で構成されており、地域だけでなく国際社会でも通用する技術者を養成しています。

「科学的思考と高度な知識・技術を身につけさせる」という教育理念のもと、多様な分野で活躍できる人材育成に努めています。今後も国際的な交流を通じてグローバル人材の育成を目指し続けることでしょう。

実際のロボコンの現場では、学生たちのチームワークや問題解決力が試される素晴らしい機会となり、彼ら自身のスキル向上に直結すると共に、将来に向けた貴重な経験となったことでしょう。

まとめ


鳥羽商船高専の学生たちの成長と成果は、今後の国際活動への期待を高めています。彼らの未来に向けた冒険が、さらに広がることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。