エリアノと南部町の連携、デザイントレーラーハウスで新たな観光拠点を創出

山梨県南部町は、地域活性化を目的に株式会社エリアノと連携協定を結びました。このプロジェクトは、清流と滝の音に囲まれた「山水徳間の里」を宿泊施設として利用し、観光客を呼び込むことを目指しています。南部町の魅力を最大限引き出すために、滞在型の観光施設が必要だという共通の認識から、エリアノと山梨中央銀行の支援を得てこの連携が実現しました。

「山水徳間の里」は福士川渓谷に位置し、自然の美しさを感じながら癒される特別な場所です。このキャンプ場では、初心者にも優しい設備が整っており、農業体験や自然観察、地元の食材を活かしたワークショップなど、楽しく学びながら自然に触れ合うことができます。また、テレビやSNSでのPR活動を通じて、この新たな観光地の魅力を広く発信することで、観光客の誘致を図ります。

プロジェクトの具体的な取り組みとしては、南部町がインフラの整備を行い、エリアノが宿泊施設のデザインと運営支援を担当。また、山梨中央銀行がワーケーション施設としてのお客様案内をし、富士グリーンホテル髙橋が宿泊のオペレーションを行います。今後、この「山水徳間の里」を拠点に南部町内の他の地域にもトレーラーハウスの宿泊施設を展開し、観光施設の充実を図る予定です。

さらに、この施設ではさまざまなアクティビティが用意されており、清流の中でのサウナ体験や釣り、タケノコ狩り、紅葉の観光など、四季折々の自然を満喫しながら楽しむことができます。特に清流でのサウナ体験は、マイナスイオンに触れながらリフレッシュできる貴重な時間を提供します。

南部町の魅力を多くの人に伝えるため、都心からのアクセスも良好なこの地域を訪れることは、家族連れやグループにとって最高のアウトドア体験となるでしょう。

南部町長の佐野和広氏はこのプロジェクトに強い期待を寄せており、地域活性化に向けた取り組みへの協力を求めています。エリアノは、デザイン性と機能性を兼ね備えたトレーラーハウスの提供を行うことで、この地域の新しい価値を創造していきます。

特に注目したいのは、2024年1月から始まる「ONES HOME事業」です。このサービスでは、地域の絶景ポイントで第二のふるさととして滞在できる権利を購入することができます。友人や家族と特別な時間を過ごせるこの新しいサービスは、多くの人々の注目を集めることでしょう。

今後の展開が楽しみな南部町の「山水徳間の里」は、地域の魅力を引き出し、訪れる人々に新たな体験を提供するキーとなる場所です。ぜひこの機会に足を運んで、その魅力を実感してみてください。