和布刈神社がNIKKEI THE PITCH GROWTH 2025-2026で栄冠を掴む
福岡県北九州市門司区に序される和布刈神社が、日本経済新聞社主催の全国的なピッチコンテスト「NIKKEI THE PITCH GROWTH 2025-2026」において、準グランプリとストライク賞を受賞しました。この結果は、神社が地域社会に対して新しい価値を提供し、持続可能な形で次世代へとつなぐ事業の可能性を強く訴えかけるものといえるでしょう。
ピッチコンテストの受賞内容
このピッチコンテストは、日本中から400社以上が応募し、選ばれた22社が決勝に進出しました。和布刈神社を代表して登壇した高瀬和信氏が語った「神社の可能性を拡げる」というテーマが非常に好評を博し、業界の審査員から高評価を受けました。特に、神社が抱える多様な社会的課題に対して、経営の視点からいかにアプローチするかという点が、受賞理由に挙げられています。
地域への表敬訪問と意見交換
受賞後、和布刈神社は2026年4月22日に北九州市の武内和久市長への表敬訪問を行い、受賞の報告とともに、神社の取り組みと株式会社SAISHIKIの活動について説明しました。懇談では、地域資源を最大限に活用した事業づくりや、神社の継承について議論が交わされました。このような取り組みが、地域社会にとって重要であることが再確認されました。
和布刈神社の背景
和布刈神社は、関門海峡に位置する歴史深い神社で、設立当初から地域に密着した活動を行っています。高瀬氏が2009年に神社に戻った際、経済的には厳しい状況にありましたが、海洋散骨や神前葬の導入、授与品の刷新を行うことで再建を進めてきました。また、2022年に設立した株式会社SAISHIKIを通じて、他の神社にも経営支援を提供しています。
受賞の影響
NIKKEI THE PITCHでの受賞は、単なる営利目的ではなく、地域文化や由緒、弔いといった重要なテーマに対する取り組みが評価された結果でもあります。神社の持つ伝統的な役割が、現代社会のニーズにも応える形で発展しうることが示されています。この受賞によって和布刈神社は、地域に根ざした新たなビジネスモデルを発信する立場を確立しました。
未来への展望
和布刈神社とSAISHIKIは、今後も「神社の可能性を拡げる」をテーマに、地域文化の再発見や終活に関する事業を進めていきます。まずは地元北九州市での成功を基に、全国的な展開を視野に入れたビジネスモデルを構築してまいります。高瀬氏は、「今回の受賞を通じて得た知見を、日本中の神社へと広め、地域文化の継承に貢献していきたい」と意気込みを語っています。
和布刈神社の概要
- - 名称: 宗教法人 和布刈神社
- - 所在地: 福岡県北九州市門司区門司3492
- - 代表者: 禰宜 高瀬和信
- - 公式サイト: 和布刈神社
SAISHIKIの概要
- - 名称: 株式会社SAISHIKI
- - 所在地: 福岡県北九州市門司区門司3492
- - 代表者: 代表取締役 高瀬和信
- - 設立時期: 2022年
- - 事業内容: 神社支援事業、ブランディング・経営支援など
- - 公式サイト: SAISHIKI