認可保育園に入りにくい駅ランキングについて
スタイルアクトが運営する分譲マンションの情報サイト「住まいサーフィン」が、2026年度入園版の保育園に入りにくい駅ランキングを発表しました。この調査は、都区部の0歳人口や認可保育園の定員状況を基に行われ、待機児童問題の深刻さを浮き彫りにしています。この問題は、保育施設の供給が需要に追いつかず、特に都心部での深刻な待機児童の兆候が見られます。
都区部における認可保育園の需要と供給
日本全体では出生数が減少傾向にある中、特に東京の都区部では0歳児人口が前年比0.9%増加しています。しかし、同時に認可保育園の0歳児定員数は前年比で0.7%減少しており、この需給ギャップが待機児童問題をさらに悪化させています。2025年10月時点のデータから、この需給ギャップは約4万3,500人に達しており、保育の現場では困難が続いています。
駅別ランキングの結果
調査の結果、西葛西駅が2年連続で入りにくい駅のトップになりました。ここでは0歳児定員が7.1%減少し、需給がますます厳しくなっています。次いで篠崎駅が2位に位置し、ここも高い入園倍率に苦しんでいます。一方、勝どき駅では、HARUMI FLAGを始めとする大規模マンションの供給が背景にあり、0歳児人口が増加。これに伴い保育施設への需要が高まり、ランキングに浮上しました。
行政区別の状況
行政区別で見ると、江戸川区が最も認可保育園が入りにくい区となっています。ここでは0歳児定員が6.1%増加したものの、依然として需要に対して供給が不足しています。次いで中央区では、同様に人口増加が見られ、保育園への入園難易度が急上昇しました。他にも、台東区や大田区が上位にランクインし、保活は依然として非常に競争の激しい状況が続いています。
住宅選びへの影響
不動産価格や生活費の上昇が続く中、夫婦が働きやすいエリアを選ぶことの重要性が増しています。子育てをしながらも安定した生活を維持するために、保育園の入園状況を事前に把握することが必須となります。これから住宅購入を考える家庭は、地域の保育施設の状況について十分に情報収集することを推奨します。
調査の方法
本調査は、2025年10月時点での各行政区が公表していたデータに基づいて実施されました。町丁目ごとの0歳児人口は、区役所が公開している最新のデータを用いており、一部カバーできていない自治体については推計を行いました。また、東京23区の入園状況は、定員超過の駅に限定して集計されています。このように、厳密な分析が行われ、保育園へのアクセスの厳しさが明らかとなっています。
より詳しい結果は「住まいサーフィン」でも公開されており、保育園に入園を希望する方々や不動産を検討している家庭にとって、非常に有益な情報となるでしょう。