秋のひとときを楽しむ「逸翁秋のお茶会」
公益財団法人 阪急文化財団が主催する「逸翁秋のお茶会」が2025年10月3日(金)に開催されます。この茶会は、阪急阪神東宝グループの創業者であり、文化人としても知られる小林一三の雅号である「逸翁」にちなんでいます。
小林一三(1873〜1957)は、茶道や俳句を愛し、文化を通じて人々との交流を深めることに情熱を注いでいました。その彼の精神を受け継ぐ形で、逸翁にちなんだ茶会が行われています。過去には「逸翁白梅茶会」として、彼の命日である1月25日に実施されていましたが、2020年から10月3日の新旧逸翁美術館の開館記念日を祝う形で、装いを新たにすることとなりました。
開催日時と場所
「逸翁秋のお茶会」は、小林一三記念館にて行われます。この美術館は、小林一三の文化的な遺産を体感できる場であり、今秋も多くの来館者が訪れることが期待されています。
- - 開催日: 2025年10月3日(金)
- - 会場: 小林一三記念館
- - 住所: 大阪府池田市建石町7-17
- - アクセス: 阪急宝塚線 池田駅下車 徒歩13分
お茶会の内容
茶会では、表千家に所属する木村雅基社中のもと、心温まる薄茶席が設けられ、全10席、各席20名の定員があり、時間ごとに異なるセッションが用意されています。具体的なセッション時間は以下の通りです。
- - 10:00
- - 10:40
- - 11:20
- - 12:00
- - 13:00
- - 13:40
- - 14:20
- - 15:00
- - 15:40
- - 16:20
参加費は2,200円(税込)で、入館料も含まれています。参加を希望される方は、阪急文化財団のウェブサイトにて申込みが可能です。定員に達し次第、受付は終了しますので、早めの申し込みをお勧めします。
逸翁美術館の特別展
加えて、2025年9月27日から11月30日まで、逸翁美術館では「推しの作品、紹介します」が開催されます。この展覧会では、歴史上の人物の肖像画や著名な作品が展示され、来館者は様々な作品を通じて文化に触れ合う機会を得られます。
アートと文化の融合
「逸翁秋のお茶会」では、茶道だけでなく、美術館での芸術鑑賞も楽しむことができます。文化とアートが交差する特別なひとときを堪能し、日本の伝統文化を身近に感じてみませんか?
ぜひ、あなたの秋のひとときを、「逸翁秋のお茶会」でお過ごしください。