新連携で強化するセキュリティ
2019-05-08 14:31:39
DataClasysとFFRI yaraiの連携で新たなセキュリティ対策へ
DataClasysとFFRI yaraiの新連携
セキュリティの重要性が高まる今日、株式会社DataClasysはその暗号化システム「DataClasys」と株式会社FFRIの次世代エンドポイントセキュリティ「FFRI yarai」との連携を開始した。この連携により、ファイル漏洩対策と不正プログラムの検知が同時に実現される。
連携の目的
DataClasysとFFRI yaraiの統合によって、組織内データの安全性が一層向上することが期待されている。特に、従来のウイルス対策ソフトでは捕捉しきれない未知の脅威に対する防御力が強化され、データの暗号化を通じてさらなる保護が実現される。
FFRI yaraiの特長
FFRI yaraiは、パターンファイルに依存せず、攻撃の動向を先読みする独自の検知ロジックを持ち、既知と未知のマルウェア、さらには脆弱性を利用した攻撃を前もって防ぐことができる。5つのエンジンによる多層防御により、静的解析や動的解析を通じて、エンドポイントの安全を守る。
DataClasysの特長
一方、DataClasysは、Microsoft Office関連ファイルやPDF、CADファイルなど、あらゆるファイルを適切に保護する国産の暗号化システムである。権限があるユーザーのみが暗号化されたファイルにアクセスでき、操作時にも復号されないため、漏洩のリスクが大幅に低減される。個人情報や重要な営業情報まで、幅広いデータを守る役割を果たしている。
連携の効果
両者が共存することによって、特にネットワーク分離された環境では、外部からのファイル流入が安全に管理できる。FFRI yaraiによる不正プログラムの検知と、DataClasysによるデータ暗号化が組み合わさることで、組織内部での不正利用や意図的なデータ漏洩も防ぐことができる。近年のサイバー攻撃の増加に一層対応できるシステムとなる。
実証実験について
実際に、DataClasysユーザクライアントが起動している状況下でも、FFRI yaraiが正常に動作し、不正プログラムを検知できることが確認された。この成果を受け、両社は将来的にも製品のバージョンアップに際し、継続的に動作の検証を行うと約束している。
企業情報
株式会社DataClasysは、2018年に設立された情報漏洩対策の専門企業である。一方、株式会社FFRIも、次世代のセキュリティ対策を提供する企業として知られている。両社の連携は、企業の情報セキュリティ対策の新たな一歩となるだろう。
今後もセキュリティ技術の進化とともに、DataClasysとFFRI yaraiのさらなる発展が期待される。
会社情報
- 会社名
-
株式会社データクレシス
- 住所
- 東京都千代田区岩本町1-10-5TMMビル7F
- 電話番号
-
03-3861-2348