パワーエックス、水冷式電池モジュール生産ラインを試験稼働！高出力化と効率的な製造で脱炭素社会へ貢献

株式会社パワーエックス（本社：東京都港区、取締役代表執行役社長 CEO：伊藤正裕）は、岡山県玉野市の自社工場「Power Base」において、水冷式電池モジュール製造ラインの試験稼働を開始しました。

同社が開発した水冷式電池モジュールは、安全性と耐久性に優れたリン酸鉄リチウムイオン電池セルを採用し、冷却に水冷方式を用いることで、高出力化を実現しています。このモジュールは、2025年半ばから電気運搬船などの船舶用途で量産される予定です。

さらに、定置用蓄電システムやトラックやバスなどのモビリティ分野での活用も検討されています。

ロボットやローカル5Gを活用した効率的な製造

自社工場内の製造ラインには、ロボットやローカル5G などの高度なファクトリーオートメーションが導入されています。これにより、高品質な電池モジュールを効率的に製造し、製造コストを抑えています。

さらに、工場内では、電池セルの運搬や完成品の保管に無人搬送車（AGV）や自動搬送倉庫を使用することで、製造プロセスの効率化を図ると共に従業員にとっても働きやすい環境を整えています。

脱炭素社会実現に向けた取り組み

パワーエックスは、水冷電池モジュール製造ラインに加え、自社工場での蓄電池型超急速EV充電器の製造、及び岡山県玉野市内の提携工場での大型定置用蓄電池の量産をすでに開始しています。これらの取り組みを通じて、「自然エネルギーの爆発的普及」というミッションの実現を目指し、全国のお客様に高品質な蓄電池製品を提供して参ります。