関西でのライフサイエンスの未来を見据えたキックオフイベント開催

2023年3月1日、ライフサイエンスインキュベーション協議会が主催する関西のキックオフイベントが、大阪市の御堂筋三井ビルディングにて開催されます。このイベントは、ライフサイエンス分野に関わる新たな事業を創出、発展させることを目的としており、多くの重要な関係者が集結します。

イベントの特徴は、産学官民の連携による持続的な成長を目指すことです。国立循環器病研究センターを中心に、15の参画機関が集まった本プロジェクトは、科学技術振興機構の「共創の場形成支援プログラム」への参加を機に関西エリアのライフサイエンスシーズを盛り上げようとしています。

当日のスケジュールは、まず内閣府、経済産業省、大阪府を含む基調挨拶から始まり、関係者による新たな取り組みの紹介、その後基調講演や地域の取り組みの紹介が続きます。特に注目すべきは、神戸大学の客員教授による知財や事業化戦略の講演です。これにより、ライフサイエンスシーズの事業化を進めるためのヒントが得られるでしょう。

また、国立循環器病研究センターの所長や、大阪大学、徳島大学からも参加者が集まる予定で、関西地域のライフサイエンスの最前線に触れる絶好の機会となります。

最近、関西ではライフサイエンスの重要性が高まっており、全国的なバイオエコノミーの発展に貢献することが期待されています。このイベントを通じて、地域の関係者同士が情報を共有し、共同研究や新規事業の創出へとつながることが望まれます。

なお、参加方法は会場参加とオンライン参加の2通り用意されています。どちらの場合も参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

このイベントは、ライフサイエンスの未来を見据えた新たな一歩となることでしょう。参加を希望される方は、公式サイトからチケットの取得をお忘れなく。