最近、南海電設株式会社が提供するEV充電課金システム『プラットチャージ』に新たに領収書発行機能が追加され、より便利なサービスが展開されることとなりました。この機能は、インボイス制度に対応しており、充電が完了した後に自動で利用者のメールアドレスに領収書が送信される仕組みです。これにより、充電器を設置している施設のオーナーは、手間をかけることなく利用者へ領収書を届けることが可能になります。
EV車の普及が進む中、このような機能の追加は多くの法人や個人にとって非常に重要なニュースと言えるでしょう。特に、社用車としてEV車を用いる企業では、精算の手続きが簡素化されることで業務がスムーズになります。また、南海電設は今後も充電器利用者と施設オーナーにとって便利で簡単な機能を提供し続ける方針です。
領収書発行機能の手順
新しい領収書発行機能は、以下の手順で簡単に活用することができます:
1. 充電完了後、電子領収書の「発行する」ボタンをクリックします。
2. 領収書の宛名とメールアドレスを入力します。
3. 確認ボタンをクリックするだけで、登録したメールアドレスにPDF形式の領収書が送信されるのです。このシステムは、特別なアプリをインストールすることなく利用可能です。
EV充電サービス『CHARGE CONNECT』の特徴
南海電設が展開するEV充電サービス『CHARGE CONNECT(チャージコネクト)』は、充電器の販売から設置工事、補助金申請サポート、キャッシュレス課金システム、および設置後のアフターサポートまで、ワンストップで展開しています。このサービスにより、EV充電インフラの整備が一層進みやすくなっています。
充電器にはQRコードが付いており、スマホで読み取ることで、多様な決済方法によるキャッシュレス決済が可能です。これにより、ユーザーは専用アプリのインストールや会員登録なしで、瞬時に支払いができるという利便性が提供されます。もちろん、クレジットカードも使えるため、幅広いユーザーに対応しているのです。
新たにリリースされた基礎『NTV600』
さらに、南海電設はPit-2Gシリーズ専用の置き基礎『NTV600』を開発し、2024年6月3日から販売を開始します。この基礎は、省コストかつ迅速に設置できるため、EV充電ステーションの設置が容易になります。
具体的には、耐震クラスAに対応し、耐震性も考慮されています。アンカーを併用することで、アスファルト舗装面でも高い耐震性を保持することが可能です。設置は非常にシンプルで、掘削やコンクリート打設といった土木工事は不要です。解体や調整も容易に行えるため、施工時間が大幅に短縮されます。
お問い合わせ先
南海電設株式会社はMV充電器や設置サポートに関するお問い合わせを受け付けており、各種サポートや詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。充電インフラの充実にむけた取り組みは、今後ますます重要となるでしょう。