唐津市、スタートアップの新たな芽を育てる
2026年3月24日、佐賀県の唐津市で「唐津スタートアップ PITCH CONTEST 2026」が開催されました。このイベントは、地域課題の解決や新しいビジネスの立ち上げを目指すスタートアップ企業を発掘し、支援するためのものです。
開催背景と目的
現在、全国的に人口減少や産業構造の変化が進む中、地域経済の活性化のためには新しいビジネスを創出することが不可欠です。この問題意識のもと、唐津市は「挑戦の一歩目は唐津から」とのテーマで起業支援を推進しています。本コンテストはその一環として、地域課題や社会問題に挑む起業家が自らのアイデアを発信し、支援者や地元企業、行政と連携する機会を提供することを目指しています。
イベントの流れ
当日のイベントは、まず唐津市副市長の中西昭成氏による開会の挨拶でスタートしました。その後、元デジタル庁統括官で東京大学および慶應義塾大学大学院特任教授の村上敬亮氏が基調講演を行い、地方発スタートアップが成長するための視点や地域資源とデジタル技術の融合の可能性を詳しく解説しました。参加者は熱心に話に耳を傾け、会場には活発な議論が繰り広げられました。
ピッチコンテストには、厳選された12組のファイナリストが登場し、各自の独自なアイデアをプレゼンテーションしました。発表後の質疑応答では活発な交流が行われ、参加者や審査員の関心が高まる様子が印象的でした。
受賞者の紹介
最優秀賞には、株式会社HiBeeの髙重敬太氏が選ばれました。彼の提案する「ツナギテ」という事業は、在日外国人労働者や留学生をマッチングし、日本語教育と就労機会を結びつけるプラットフォームを構築するもので、地域との共存を図りつつ成長していくことが模索されています。この取り組みは、外国人雇用の安定化を図ることを目指しており、高く評価されています。
髙重氏のコメントからも、地方における潜在能力の大きさや、地域とともに成長し続ける意欲が伝わってきます。彼は、大学時代の経験を生かし、地域に貢献したいという強い思いを抱いており、賞を受けることでさらなる展開を期待されています。
唐津市とSBプレイヤーズの役割
唐津市は、自然や歴史文化が豊かな人口約11万人の都市で、地元の特性を活かした新たなビジネスの育成に積極的です。SBプレイヤーズは、地域活性化をテーマに数多くの事業を展開し、今回のコンテストでも企画・運営に関与しました。
このように、唐津市およびSBプレイヤーズの取り組みは、地方に新しいビジネスを根付かせる未来を描いています。今後も地域の才能と資源を生かした新たなビジネスモデルの創出に期待が寄せられます。