ピュアーマリーのクラウドファンディング開始
舞台芸術に情熱を注ぐ会社、ピュアーマリーが新たな挑戦に踏み出しました。彼らは全国で海外の優れた演劇やミュージカルの翻訳上演を手掛ける中で、コロナ禍による影響で厳しい状況に直面しています。そこで、クラウドファンディングを通じた支援を呼びかけています。
クラウドファンディングを始めた理由
2000年に設立されたピュアーマリーは、演劇の裾野を広げることを目的として、日本未上演の海外作品を次々と紹介し、実力派俳優を集めてプロデュース公演を行ってきました。また、オリジナルミュージカルの制作にも力を入れています。このような活動を通じて多くの観客に演劇の魅力を伝え、才能ある俳優やクリエイターを育てることを目指しています。
しかし、新型コロナウイルスの影響により、予定していた公演が中止となり、資金繰りにも苦しむ状況です。公演収入で運営を行っているため、存続の危機に直面しているのです。そこで、未来の公演再開に向けてクラウドファンディングに挑戦することになりました。
安全対策とこれからの展望
ピュアーマリーは、演劇関係者や観客の安全を第一に考え、今後も人々に感動を届ける努力を続けます。また、近年では配信という新たな手段を用いて、広く作品を届ける可能性にも目を向けています。演劇を観ることが難しい地域の人々にも、その魅力を伝えられるよう取り組んでいく方針です。
代表の保坂磨理子氏の思い
保坂氏は、「演劇は人の心を動かす力がある」と訴えています。観劇を通じて感じたことが、文化の創造に結びつくと信じているのです。人々が必要とする時、ピュアーマリーがその希望となり、演劇を通じて生活に潤いをもたらす存在でありたいと語っています。
応援コメントも寄せられています
俳優の秋野太作氏も、ピュアーマリーの活動を応援しています。彼は「演劇の力を信じよう」と呼びかけ、ピュアーマリーの作品への支援を願っているとのこと。また、ライターの町田暁雄氏も、ミュージカルとミステリ劇の両方で魅力を発揮するピュアーマリーの活動が、今後も続くことを望んでいます。
クラウドファンディングの詳細
プロジェクト名は「海外の良質な演劇・ミュージカルを日本全国に届け続けるために」です。期間は8月11日から9月30日まで、目標金額は189万円です。支援者には、特典として公演プログラムへのお名前記載や観劇券などが提供されます。
支援特典例:
- - ピュアな応援コース(5,000〜50,000円): プログラムへの名前記載
- - 全力応援コース(100,000〜500,000円): 観劇券やレッスン体験
まとめ
ピュアーマリーは今、演劇の未来のために皆さんの支援を求めています。彼らの活動が新たな希望となることを願い、ぜひ応援を検討してください。