IHGホテルズ、ウブドに新たな宿泊体験を提供
世界的なホスピタリティ企業であるIHGホテルズ&リゾーツ(IHG)は、2026年初頭にインドネシア・バリに「キンプトン バリ ウブド」を開業することを発表しました。これはIHGがインドネシア国内初となる「キンプトン」ブランドのホテルであり、バリの文化的な中心地であるウブドに位置します。
新たなホテルとパートナーシップの形成
IHGは、PT Mustika Adiperkasa及びGHS株式会社と運営受託契約を締結しました。それにより、これまで日本国内で運営していたホテルインディゴ箱根強羅やANAクラウンプラザホテル千歳で培ったパートナーシップの強化を図ります。この新しいホテルは、日本人観光客にとって魅力的なデスティネーションであるインドネシアのラグジュアリー&ライフスタイル分野での存在感をさらに高めることになります。
キンプトン バリ ウブドの魅力
「キンプトン バリ ウブド」は、全101室のゲストルームを備え、神聖なウォス川のほとりに位置します。この特別なロケーションは、ウブドの王宮からも徒歩圏内という点が魅力です。バリの芸術性や文化、精神性を尊重し、自然との調和を大切にしたデザインで、リラックスできる安らぎの空間を提供します。
また、ホテル内にはGHS株式会社との提携により、日本料理レストラン「IMAMURA」がオープン予定で、ミシュランに掲載された今村シェフが手がける料理を楽しむことができます。伝統的な日本料理と現代的なアプローチが融合した、このレストランは memorableな食体験を提供することでしょう。
パートナーシップの重要性
GHS株式会社の代表取締役である近藤智氏は、IHGとのパートナーシップが強化され、バリに「キンプトン」ブランドを展開できることは非常に意義深いと述べています。また、IHGの東アジア&パシフィック担当SVP、ラジット・スクマラン氏も、新しいホテルがIHGのラグジュアリー&ライフスタイル戦略をさらに進めるものであると強調しています。
ウブドの文化体験と利便性
「キンプトン バリ ウブド」は、デンパサールのングラ・ライ国際空港から約90分の距離に位置するため、多くの観光スポットにアクセスしやすい立地です。モンキーフォレストやテガラランの棚田、ウブド王宮といった観光名所も近隣にあります。
さらに、ホテル内には3つの異なるレストラン、カフェ、ジム、スパ、スイミングプールといった充実したウェルネス設備が整っており、心身ともにリフレッシュできる環境が用意されています。旅行者は文化体験とリラックスを同時に楽しむことが可能です。
成長続けるインドネシア市場
IHGは現在、インドネシアにおいて31軒のホテルを運営しており、さらに11軒が開業準備中です。「キンプトン バリ ウブド」は、IHGがインドネシアで展開するラグジュアリー&ライフスタイルホテルの一部となり、その存在感を強化する要素となります。
まとめ
1981年にサンフランシスコで設立されたキンプトンは、独特のデザインや個性あふれる体験を提供することで知られています。ウブドにオープンする「キンプトン バリ ウブド」は、その哲学を元に、今後の旅行者に新たな魅力を提供し、バリにおける滞在の新しい選択肢として注目されることでしょう。