レコモットがシーエーシーの完全子会社に、成長の新たな一歩

株式会社レコモットがシーエーシーの完全子会社に

株式会社レコモットは、2025年10月31日付で株式会社シーエーシー（CAC）が発行済株式100%を取得し、完全子会社化されることで合意しました。この契約の締結により、レコモットの経営基盤はCACグループの中核を担った形となります。

レコモットは法人向けにゼロトラストセキュリティに対応したリモートアクセスサービスを提供しています。主力製品である「moconavi（モコナビ）」は、スマートフォンやPCから安全かつ便利に社内システムやクラウドサービスへアクセスできるクラウド型リモートアクセスサービスです。これまで、1,700社以上に導入されており、特に官公庁や金融機関、大手企業において高い評価を得ています。

子会社化の意義

今回の子会社化によって、レコモットはCACグループの一員として、新たなビジネス展開を図ります。CACグループは、ITサービスの提供において幅広い実績を持つ企業であり、特に情報セキュリティ領域における事業強化を目指しています。両社の技術・サービスを融合させることにより、より高品質で安全なデジタルワーク環境の提供が可能になると期待されています。

レコモットの代表取締役CEOである東郷剛氏は、「レコモットは新たなステージへと進みつつある。CACのリソースを活用することで、より良いサービスを提供し、すべての働く人々が「Your Style」を実現できる社会に貢献していく」とコメントしています。

今後の展望

新たな経営体制によって、レコモットとCACは今後も革新的な製品やサービスの開発に尽力していきます。株式取得の完了は2025年11月下旬を予定しており、これにより新たな経済基盤のもとでのスムーズな事業展開が期待されます。

一方、株式会社シーエーシーは1966年設立の歴史を誇るソフトウェア専門会社で、金融、ライフサイエンス、製造など様々な分野でITサービスを提供しています。近年はデジタル技術を駆使して社会やビジネスに良い影響を与えるサービスの提供に注力しているため、レコモットとの連携による相乗効果が期待されています。