2025年インターナショナル・ウールマーク・プライズ - ファイナリスト発表
2025年のインターナショナル・ウールマーク・プライズのファイナリストが発表されました。数百人の中から選ばれた8名のデザイナーたちは、ウールの革新性と環境に配慮したコレクションを披露します。選ばれたファイナリストたちは以下の通りです:
- - ACT N°1(アクト・ヌメロウーノ) - イタリア
- - ディオティマ - 米国
- - デュラン・ランティンク - オランダ
- - エスター・マナス - ベルギー
- - LGN LOUIS GABRIEL NOUCHI(ルイ・ガブリエル・ヌイッチ) - フランス
- - LUAR(ルアール) - 米国
- - メリル・ロッゲ - ベルギー
- - Standing Ground(スタンディング・グラウンド) - 英国/アイルランド
アーティスティック・ディレクターのIBカマラ氏
2025年春に開催される最終イベントには、ファッション業界で最も影響力のあるアーティスティック・ディレクターの
IBカマラ氏が特別ゲストとして参加します。カマラ氏は、『Dazed』の編集長や『Off-White』のクリエイティブ・ディレクターとしての活動を経て、ファッションの未来に大きな影響を与えてきました。彼は、ファイナリストたちと出会うことを楽しみにしており、彼の参加がファッションにおける新たな変化を促すことを期待しています。
“才能の育成と新しいクリエイティビティを提供することの重要性を再確認しています。” - IBカマラ
プライズについて
インターナショナル・ウールマーク・プライズは、カール・ラガーフェルドやイヴ・サンローランといった著名なデザイナーたちも受賞した、先進的なデザインを称える国際的なアワードです。2025年のプライズは、新たに改訂された形式で初めての開催となります。各ファイナリストには、6万豪ドル(約600万円)の支援が提供され、最終イベントでは、環境に配慮した魅力的なコレクションが披露される予定です。
最終選考に進んだ8名は、それぞれ独自の視点からウールを活かしたコレクションを制作し、その中にはインターナショナル・ウールマーク・プライズでのみ発表されるルックも含まれます。受賞者には、30万豪ドル(約3,000万円)の賞金が授与され、コレクションの販売機会も与えられるため、名誉と実利のあるプライズです。
その他の賞とイノベーション・アカデミー
最終イベントでは、「カール・ラガーフェルド賞」や「サプライチェーン賞」といった追加の業界賞も授与される予定です。これらの賞は、それぞれの分野における革新や持続可能性を推進したブランドや個人に贈られます。
ファイナリストは「イノベーション・アカデミー」による支援も受けます。これは製品開発やビジネス展開において、業界の専門家からの助言を受けるためのプログラムです。今年のパートナーには、Tilting the LensやCommon Objectiveなど、先進的な国際的サプライチェーンと連携している組織が参加しています。
このプログラムは、持続可能で成功するビジネスを目指すデザイナーたちにとって、貴重な機会を提供しています。2025年のインターナショナル・ウールマーク・プライズが、どのように新たな才能を育て、ファッション業界に革新をもたらすのか、その行方が期待されます。
参加する方法
参加希望者は、公式のSNSやYouTubeチャンネルから最新情報を追ってみてください。
- - Facebook: @thewoolmarkcompanyjpn
- - Twitter: @woolmarkjapan
- - Instagram: @thewoolmarkcompanyjp
- - YouTube: Woolmark Official Channel