大阪市小林斎場整備運営事業:PFI事業契約締結と落札者の提案概要公表

大阪市小林斎場整備運営事業:PFI契約締結と落札者の提案概要公表



大阪市は、老朽化した小林斎場の建て替えと運営を民間企業に委託するPFI事業について、株式会社さざなみの杜との事業契約を締結したことを発表しました。契約期間は令和6年4月1日から令和30年3月31日までの24年間で、契約金額は8,603,264,576円(税込)です。

株式会社さざなみの杜は、株式会社鴻池組大阪本店を代表企業とする特別目的会社です。同社は、小林斎場の設計、建設・工事監理、維持管理、運営、そして既存斎場の解体・撤去までを一括して行うことになります。

PFI事業とは?



PFI事業(Private Finance Initiative)とは、民間資金を活用して公共施設を整備・運営する手法です。従来の公共事業では、国や地方自治体が資金を調達して施設を建設し、その後も維持管理を行っていました。しかし、PFI事業では、民間企業が資金を調達し、施設の建設から運営までを担うため、行政の財政負担を軽減することができます。

小林斎場整備運営事業の目的



小林斎場は昭和54年に建築された施設で、老朽化が進んでいます。また、近年では高齢化による火葬需要の増加も課題となっています。そのため、大阪市は小林斎場を建て替え、最新の設備を導入することで、より快適で安全な施設にすることを目指しています。

事業契約の概要



事業契約は、2024年4月10日に締結されました。契約内容は、以下のとおりです。

契約相手方:株式会社さざなみの杜
契約金額:8,603,264,576円(税込)
契約期間:令和6年4月1日から令和30年3月31日まで
事業内容:小林斎場の設計、建設・工事監理、維持管理、運営、既存斎場の解体・撤去

落札者の提案の概要



株式会社さざなみの杜は、以下の提案内容で落札しました。

環境負荷の低減に配慮した設計・施工
最新の火葬炉の導入
バリアフリー対応
斎場周辺の景観整備
* 地域住民との連携強化

今後のスケジュール



今後、株式会社さざなみの杜は、小林斎場の設計・建設を進め、令和6年4月からの運営開始を目指します。大阪市は、本事業を通じて、市民にとってより快適で安全な斎場環境を実現していくことを目指しています。

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。