UMITO Partnersとグリーンコープが水産業界の未来を切り拓く
環境問題や水産資源の持続可能性が叫ばれる中、株式会社UMITO Partners(東京都中央区)とグリーンコープ生活協同組合連合会(福岡県福岡市)は、新たなパートナーシップを結成しました。両者の共同目標は、海と漁業のサステナビリティを高めることです。
この取り組みには、特に消費者に対して水産品選びを通じて海の現状を知り、理解を深めてもらうことが重要です。
はじまりは「たべる」から
このパートナーシップは、まず「たべる」ことをきっかけに始まりました。グリーンコープは、1988年に設立され、地域密着型で43万人の組合員を擁する生協の連合体です。彼らは安全で環境に配慮した商品作りや産直品の取り扱いを通じて持続可能な社会づくりに努めています。
UMITO Partnersとの連携は、消費者が意識して選ぶことで、持続可能な漁業を後押しすることを目指しています。この視点は、消費者一人ひとりの選択が水産業界全体に波及効果をもたらす可能性があることを示しています。
第一弾商品:岡山県邑久町のMSC認証牡蠣
ここで紹介されるのは、岡山県邑久町のMSC(Marine Stewardship Council)認証を取得した蒸し牡蠣です。この商品は2019年に国際エコラベルであるMSC認証を初めて取得したもので、消費者にとって安心して手に取れる水産品となっています。具体的には、500gあたり2,761円(税込み2,981.88円)で、2026年1月19日から販売がスタートする予定です。
また、邑久町の牡蠣は蒸して加工されているため、ジューシーで豊かな味わいを保ちながら、環境に配慮した形で提供されます。この取り組みは、地域の関係者が協力して環境保全と産業発展を両立させる先駆的な例として注目を集めています。
地域の課題に立ち向かう邑久町の漁業
邑久町は、これまでカキの養殖が盛んでしたが、近年は後継者不足や消費量の減少といった課題に直面しています。このため、UMITO Partnersは、地元の漁業関係者と連携し、2019年に漁業改善プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、水質モニタリングや底生生物の調査などを行い、短期間でMSC認証を取得することに成功しました。
このように、新たな取り組みやその後の監査サポートを通じて、UMITO Partnersは、地域の漁業者が持続可能な方法で製品を提供し続けられるよう支援を行っています。
海を守る食の選択を広げるUMITO SEAFOOD
UMITO SEAFOODは、UMITO Partnersが提唱するサステナブルな漁業を目指すブランドです。消費者に地域漁業者の取り組みやストーリーを共有することで、サステナブルな漁業の普及を促進しています。現在、飲食店や消費者向けに多くの商品が展開されており、地域の漁業を支える新たな流れが生まれています。
まとめ
このUGIKO Partnersとグリーンコープのパートナーシップは、海と人の持続可能な関係を再構築する重要な一歩です。様々な課題に対して挑戦する中で、消費者側からの支援が漁業を支え、ひいては海の環境保全につながることを期待しています。一人ひとりの選択が、未来の海を守っていく力になります。