著名なスノーボードの先駆者を讃える記念日
2025年3月15日(土)、世界中のスノーボード愛好者が注目する日がやってきます。それは、故ジェイク・バートン・カーペンターの偉大な業績を偲び、彼のレガシーを称えるための「A DAY FOR JAKE」です。このイベントには、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、日本など、世界45のスノーボードリゾートが参加します。
記念日誕生の背景
「A DAY FOR JAKE」は、2019年11月に亡くなったジェイクを追悼するために2020年から始まりました。彼は、ニューヨーク大学を経てウォール街の投資会社に従事していましたが、雪山でのサーフィンに触発されてスノーボードを開発。これを機に、1987年にBurton Snowboardsを設立したのです。
ジェイクは企業のリーダーでありながら、自らのスノーボードへの情熱を最優先し、年の3分の1を山で過ごしていました。彼の理念は、ただの遊びを競技スポーツへと昇華させ、スノーボード文化の礎を築くことでした。
イベントの趣旨と活動内容
現在もコロナ禍の影響は残りますが、「A DAY FOR JAKE」は参加者が自らのスタイルでスノーボードを楽しむ日として、各リゾートにおいて活動が展開されます。例えば、ライディングすることはもちろん、スノーボードムービー鑑賞やギアメンテナンスなどが奨励されています。参加者は自分自身の思い出や愛着を込めながら、この特別な日に参加するのです。
Ride On Jakeオリジナルパッチの配布
今年度のイベントでは、株式会社明治からの提供で特別な「Ride On Jakeオリジナルパッチ」がリゾートで配布されます。このパッチは、チョコレート製造時に廃棄されるカカオ豆の種皮を活用したデニム生地で作られています。参加者はこのパッチを身に付けて滑ることで、特別な一体感を味わいながら楽しむことができます。これは、環境に配慮した新たな素材体験としても非常に注目されています。
Burtonのビジョンとコミットメント
Burtonはスノーボードの文化を育む企業として、「人」「地球」「スノーボード」のためにできることを常に考え、行動しています。その理念は、環境負荷を最小限に抑え、誰もが公平にライディングを楽しめる未来を目指すものです。2045年のクライメートポジティブの目標に向け、持続可能性を追求し続けています。
総じて
「A DAY FOR JAKE」は、スノーボードの未来を担う者たちが集い、ジェイク・バートン・カーペンターのレガシーを体感する機会です。この記念日は、彼の理念を現代に生かし、次世代のスノーボードの文化を育てる重要なイベントとして位置付けられています。世界中のスノーボードファンが集い、この素晴らしい日に向けて、それぞれの雪山でのライディングを楽しむことでしょう。