出荷前の飲料ロス削減に挑む極限定「Go Ethicalつながる天然水」が登場

アスクルが届ける「Go Ethicalつながる天然水」

2024年7月24日、アスクル株式会社とそのグループ会社嬬恋銘水が、出荷前に廃棄される運命にあったボトル入りのオリジナル天然水「つながる天然水」を商品化した「Go Ethical（ゴー・エシカル）つながる天然水」を数量限定で発売します。この取り組みは、飲料業界全体の意識改善へとつながることが期待されています。

商品概要と背景

「Go Ethicalつながる天然水」は、製造過程でボトルの外見に傷がついたり、凹んだりすることによって廃棄される事例が多い天然水です。品質には問題がないのにもかかわらず、従来はこうしたボトルの多くが廃棄対象とされてきました。この地域密着型企業であるアスクルは、消費者に安全に利用してもらうため、ボトル外装の油汚れなどはいったんふき取って販売するという新しい試みを実施しています。

この極限定商品の購入には、インターネット通販サービス「LOHACO」を使用し、価格は1ケース1,874円（税込）。310ml入りのペットボトルが40本まとめて販売される形になります。

環境と社会課題への貢献

アスクルは「Go Ethical」という取り組みを通じ、2020年から商品廃棄ロスの削減を進めてきました。「世の中から無駄な廃棄をゼロに！」をスローガンに掲げ、多くのメーカーが賛同し、150万個以上の廃棄削減を実現してきました。この取り組みは、消費者の意識だけでなく、飲料業界全体に新しい価値観をもたらすものと考えています。

特に注目すべきは、アスクルが提供する「つながる天然水」が持つサステナビリティへの配慮です。この水は、100%リサイクルPETボトルを使用し、ラベルには植物由来原料を75%使用しています。このような環境への配慮は、消費者にとっても大きな魅力となり、購入を促す要因となることでしょう。

今後の展望

今後もアスクルは、「エシカル e コマース」として環境問題や社会課題に対する取り組みを強化していく方針です。生物多様性の保全を含む課題解決に向けて、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。

「Go Ethicalつながる天然水」は、出荷前のロス削減に寄与する新たな取り組みとして、消費者にとっても価値ある商品として位置づけられています。興味のある方は、ぜひ7月24日に「LOHACO」でチェックしてみてください。