ドイツ声楽界の新たな才能、サラ・トラウベルが初来日
2024年12月12日、東京都千代田区にある日経ホールにおいて、ドイツ声楽界における新進気鋭のソプラノ歌手、サラ・トラウベルのリサイタルが開催されます。このイベントは、第553回日経ミューズサロンとして位置づけられ、ヨーロッパで急成長を遂げているトラウベルの煌びやかな歌声を日本の観客に届ける絶好の機会です。
サラ・トラウベルの魅力
サラ・トラウベルは、ソニー・クラシカルからリリースされたデビューCDがグラモフォン誌にて「色彩溢れたデビュー作、素晴らしい」と評価されている期待の歌手です。彼女の歌声は、美しさだけでなく、表現力と技術力も兼ね備えており、ベルリン・フィルハーモニーやチューリッヒ歌劇場、ライプツィヒ歌劇場といった名門で演奏する実力があります。
特に、著名なカウンターテナーアンドレアス・ショルや伝説的な名匠ヘルムート・ドイチュとの共演は、彼女の声楽キャリアにおいて特筆すべきものです。もはやディアナ・ダムラウの後継者として名を馳せることも期待されており、その才能は時間と共にさらに開花しています。
リサイタルのプログラム
トラウベルのリサイタルでは、モーツァルトのリートやオペラアリアを中心に構成されています。プログラムには、以下のような名曲が含まれています:
- - モーツァルト/すみれ K.476
- - モーツァルト/ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いたとき K.520
- - モーツァルト/魔法使い K.472
- - レーガー/マリアの子守歌 作品76-52
- - グルーバー/きよしこの夜
- - 伝承曲/マリアは茨の道を歩み
これらの楽曲は、純粋な美しさと情感が溢れており、トラウベルの能力を存分に発揮できる内容になっています。また、ピアノ伴奏の浅野菜生子は、声楽伴奏で高い評価を受けており、彼女のサポートにより、リサイタルはより一層贅沢なものとなるでしょう。
開催情報
- - 日時:2024年12月12日(木)18:30開演(18:00開場)
- - 会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
- - チケット料金:全指定席4,000円(税込)
- - チケット購入先:カンフェティ(公式サイト)
- - 主催:日本経済新聞社
- - 協賛:ファンケル
この特別な夜に、サラ・トラウベルの感動的な歌声をぜひ体験してみてください。ドイツのクリスマスソングやモーツァルトの作品を通じて、彼女の音楽の旅に参加する機会をお見逃しなく。